忍冬(スイカズラ)

忍冬(すいかずら

忍冬と書いてスイカズラと読む。

クリーム色の細長い花びら 長いしべ。

 

春の終わりに柵を直し

その時に仕方なく切り取ったが 根は残した。

そして今

蔓が伸び 美しい姿が風に揺れる。

 

花は甘い蜜を持ち 葉と共に食用に 薬に。

染料としても 布を染める。

 

ひと雨ごとに 周りの緑は濃さを増し

野鳥たちの 軽やかな鳴き声が行き交う。

 

標高450mあたりのこの地は

朝晩の寒さがまだ続き

未だに 長袖やフリースを羽織る日々だ。