明るい窓際に
手のひらに載るほどの小さな
陶の蓋物を置く。
「花畑」という名の陶の箱。
蓋を開けると どんぐりが二個入る。
まるで湯船に浸かっているようで
かわいいのだ。
そして
蓋を閉める時の
軽いカシャっという響きが
何かを話しているように思える。
小さな陶の箱が 私に語るのは
言葉ではない。
「何かを感じるか?」と
遠くを見つめているだけだ。
明るい窓際に
手のひらに載るほどの小さな
陶の蓋物を置く。
「花畑」という名の陶の箱。
蓋を開けると どんぐりが二個入る。
まるで湯船に浸かっているようで
かわいいのだ。
そして
蓋を閉める時の
軽いカシャっという響きが
何かを話しているように思える。
小さな陶の箱が 私に語るのは
言葉ではない。
「何かを感じるか?」と
遠くを見つめているだけだ。