心地いい朝の空気

f:id:URURUNDO:20211005091712j:plain

10月5日  朝

 

霧に包まれた山々 小屋の周り。

その霧が 太陽の光に当たると

すっと消えてしまう。

後には あたりを包む冷たい空気が残る。

 

木漏れ日は輝かしく

朝露は草や木々の葉に残る。

顔を近づけ 露の中の反転した世界を見る。

 

秋明菊の白い花びらは 光を透かし頭を傾げる。

 

朝も夜も 鳴き続けるコオロギ達。

今を生きる生命力のごとく

懸命に微かな音を響かせる。

 

朝の清々しさ 心地よさ

晴天が続く 今の時だけのものだ。