地域振興券で鰻 再び

f:id:URURUNDO:20210629083924j:plain

ひつまむし 2021.6.28

一月程前

突然郵便で送られてきた「地域振興券

 

防災無線でのお知らせがあったのかどうか

それは 定かではないが

去年に続いての 一人 ¥5000の振興券。

大きなスーパーやホームセンターでは使えない。

地域の個人商店を応援するための代替通貨だ。

 

それではと 夕方に車で1時間ほど走り

代わり映えはしないが 鰻を食べに行った。

 

まさか 琵琶湖の鰻ではないだろう。

でも 明らかに京都や大阪の鰻とは違う。

身は薄く締まり 皮は柔らかく

焼きは香ばしい。

 

私がなぜ ひつまむしを食べるのか?

それは わさびにある。

わずかにたれが染みたご飯に刻み海苔。

その上に 香ばしい鰻。

わさびと刻みネギを混ぜて

口に運ぶ幸せ。

 

三通りの食べ方を「強要」されるひつまむし。

面倒だなと思うが 美味しさに負け

その通りに食べるのが通常だ。

 

f:id:URURUNDO:20210629090209j:plain

鰻屋の前の通り 午後6時ごろ

地域振興券と小銭で支払いをし

表に出ると 西の空が微かに茜色に染まる。

 

集落の人たちが「町」と言う鰻屋の辺り。

夕方ともなれば 人影も車もなく

閑散としている。

 

琵琶湖沿いの「町」から「山」へ

帰り着いたのは 午後7時過ぎ。

まだ 辺りはぼんやりと明るかった。

 

ururundo.hatenablog.com