乙女ヶ池の辺り(3)

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葉の落ちた冬の木の造形。

それは

空をバックに 大胆で 且つ繊細だ。

 

名前の知らない木の枝に

名前の知らない鳥が休んでは

忙しなく鳴いては飛び立つ。

 

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琵琶湖畔に自生する

木々の樹形の面白さと巧みさ。

 

湖畔を運転する時

湖岸にそって並ぶ木を見ながら

「綺麗な木だな 何の木だろう」

と いつも思う。

 

見上げる細い枝の 沢山の黄色の実が

初冬の光を浴びて 豊かで美しい。

 

定期市民健診で行った病院の結果待ち。

その待ち時間に 恒例の乙女ヶ池巡り。

風もない 明るい空の下

気持ちのいい散歩 逍遥だった。