NHKFM「ラジオ深夜便」から

f:id:URURUNDO:20200212011517j:plain

 

深夜に聴くNHKFMは面白い。

 

そろそろ寝ようと思っていたら

「私の人生を変えた里山の力」と言う

2014年のインタビューが始まった。

 

岡山の真庭市

林業を生業としている中島浩一郎さんへのインタビュー。

私の住んでいる所も林業の村。

仕事がないと 若い人たちは街へ出ていく。

とても興味を持って聴いた。

 

簡単にお話ししよう。

中島さんは山に放置されている

針葉樹人工林を全部使い切らなければならない

と 思い続けてきた。

 

まず

杉のペレット燃料を作って売った。

灯油より安く提供出来るので

野菜などのビニールテントで使われている。

 

次は

民共同で 「木質バイオマス発電所」を作った。

針葉樹間伐材を全部使いきる

木材を全部活かしきる。

エネルギーとして 新建材として。

その結果 山がきれいになり

雇用が百人単位で増える。

若い人が村に帰ってくる。

「持続可能な社会」の実践。

この発電所は順調に営業している。

 

停滞した村を動かすのは

夢を持ち 強い意志を持ったリーダーが必要だ。

 

夢があり それを実現に導くリーダーがおり

役所がその夢に寄り添った。

これらがうまく噛み合っての

村起こし=持続可能な社会だ。

 

簡単なことではないが

夢は実現するのだ。

 

早く寝ようと思っていたのに

すっかり目が覚めてしまった。