山川異域 風月同天

f:id:URURUNDO:20200203002406j:plain 

 「山川異域 風月同天」

   別の場所に暮らしていても

   自然の風物は繋がっている

 

日本の長屋王が唐に送った

1000着の袈裟に刺繍されていた

「山川異域 風月同天」

 

これに心を動かされた鑑真和尚が

日本行きを決意したとか。

 

その8文字が

重慶への日本からの支援物資の箱に書かれていた。

中国の交流サイト ウェイボーで話題になっている。

 

国家対国家はいがみ合っていても

民間交流、姉妹都市の交流は

それを飛び越えて行く。

 

空を見上げると

青い空に白い雲が流れている。

それを眺め 遠くて近い国を思う

私は感傷的だろうか。

 

いやいや そうではない。

毎年 砂漠から舞い上がった砂が

遠路はるばるやってくる。

そんな 親しい間柄ではないか。