訪問者

 

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雲ひとつない

明るい一日。

 

ドンドンと音をたてて

屋根の雪が落ちる。

 

昼過ぎ

表で声がする。

 

夫の姪の家族が

突然やって来た。

 

小学生と保育園児の兄弟。

おっとりとした兄と

しっかり者の弟。

 

そりをしたり

シャベルで雪を掘ったり。

 

「突然来たから何もないよ」

と、冷凍庫の餅を次々と焼く。

 

残り少ないリンゴケーキも

昨晩ストーブで炊いた大根も。

 

何でもパクパク食べる兄と弟。

 

そして

4時過ぎに

「ありがとうございました」と

車の中から手を振って

帰って行った。

 

「又ね」

 

お疲れ様。