きまぐれな自然

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   朝

   窓の外は

   北風に吹かれて

   雪が舞っていた。

 

   道を歩くと

   凍った雪が

   ぱりぱりと音をたてた。

 

   昼過ぎ

   雪かきをしていたら

   屋根に厚く積もった雪の雫が

   ぽたぽたと落ち

   私の頭や服を濡らした。

 

   気温が少しあがったのかな?

 

   夕方の空に

   淡いバラ色の雲が

   西から東にゆっくりと

   流れて行った。

 

   でも

   気まぐれな自然は

   怒ったり笑ったり。

 

   この優しい風景に

   だまされてはいけない。