冬至

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   夕方、まだ明るいうちだったが

   急に街に行く用事が出来た。

 

 

   用事が済み

   スーパーに立ち寄る。

   柚子がカートに山積みにされているのを見て

   「ああ、今日は冬至か・・・」と気が付いた。

   昨日まで覚えていたのにね。

 

   帰り道、

   夜の霧の中を

   ゆっくり、ゆっくり車を走らす。

 

   家に辿り着いて空を見上げる。

 

   靄のかかった夜空に

   ぼんやりと月が浮かんでいた。

 

   少しずつ日が長くなる。

   希望。