ミニマリストか「利休の部屋」か

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Google画像:大徳寺高桐院の茶室)

 

私は千利休に「初代ミニマリスト」という称号を捧げたい。

 

利休が作り上げた茶室は、あらゆる無駄を削ぎ落とした究極の空間だ。

何もない空間だからこそ、外から畳に射し込む柔らかい光でさえ、意味を持つ様に感じる。

 

花活けも、茶碗も、捨てられていたものに美を見いだした利休。

 

 

シェーカー、アドーブ、茶室。

これらの「ミニマル」な空間に共通する概念は「質素」じゃないだろうか。

 

 

華美な物と質素な物。

私はいつも質素な物を選んで生きてきた様に思う。