京都

音楽でも聴きながら

京都 西賀茂 しんどい用事での京都行き。 心も体も疲れた。 信号で止まった 西賀茂の橋から見た 銀色に輝く空の下 連なる北山。 さあ、 あの山の向こうに帰ろう。 私の好きな音楽でも聴きながらね。

帰る家

(国道161 大津坂本) 二人のお見舞いに 京都と大津に出かけた。 1人は殆ど話さない。 もう1人は 止まる事を知らない様に話す。 「気長に療養しようね」 病院の駐車場から 北に向かって車を走らす。 途中のローソンで ドーナツを5個買った。 バラ色に…

踏切で

阪急電車「西院」と「西京極」の間にある踏切。 人も車も何もなく 鉄の4本の線路が一つになる 遠近法の見本。 不思議な空間だ。 そして 私鉄とJRの沿線の風景は どこか違う。

クリスマス 太陽と月

京都五条通りの西にあるAEON。 買物をして表に出ると 西の空に 今まさに隠れようとしている太陽が。 いつ迄も眺めていたいのに すぐに姿を変えてしまう。 帰り道。 京都の北の山で「遭遇」した ETの自転車が飛んでいた あの月が 山の後ろから昇って来た。 暖…

K君の器

街路樹が赤や黄に色づいて 気持ちのいい金曜日の夕方。 K君の個展に行った。 京都の北、植物園近くの小さな画廊だ。 カラーリストのK君の器は 色が溢れている。 緑の野菜をたっぷり入れて 黄金色のオリーブオイルのドレッシングをふりかけ ムシャムシャと 馬…

ケヤキ(欅)

"Welcome!" 両手を広げて 満面の笑みで 川の側に立つ 大きな、大きな欅の木。 春には 淡い緑。 夏には 涼しげな日陰を。 秋には 黄金色の服を着て。 冬には 枝に雪を積もらせ。 この道を通る私達を 何時でも 両手を広げて "Welcome!"

昼の月

(南禅寺インクラインから蹴上に向かって) シルバーウィークなんて いつから言う様になったのかな? 去年、ニュースででも そんな風に言ってたんだろうか? そのシルバーウィークの最後の秋分の日。 南禅寺のすぐ側にある 友達の家へ。 DVDを見て 喋って お…

今日は晴れた

(京都:西の空) 北と西が見渡せるスーパーの屋上駐車場。 北は「妙」と「法」の大文字 西は愛宕山に隠れそうな夕陽に彩られた空。 ここから、北に向かって 一直線に車を走らす。 家に辿り着けば 少し靄のかかった空に 星。 今日は晴れた。

一保堂(いっぽどう)

用事で京都へ。 帰り道、寺町の一保堂へ寄る。 江戸時代創業の老舗のお茶屋さんだ。 高い煎茶は贈答用。 私はいつもほうじ茶を買う。 高いお茶を買っても、日常のお茶を買っても、 一保堂は親切で丁寧だ。 デパートでも、インターネットでも買える。 以前は…

家に帰ろう

夕暮れ時。 「さあ、家に帰ろう」 雨露がしのげて 灯りがついて 家族がいたり 猫がいたり、犬がいたり。 そんな家に、さあ、帰ろう。

八月の終わり

この川の流れに入って歩いたら どんなに気持ちがいいだろうと思ったものだ。 それから2週間、たった2週間で 川縁にサルスベリが咲き 葦の葉の色も艶が消えた。 水はより透明に変わったのか? 八月の終わりだ。

街の夕焼け

屋根と電信柱の間に見える 夕焼け空。 旅をする 流れる茜雲達。 「さようなら」

お盆休み

(大原 紫蘇畑) 夏の太陽に灼かれたお墓に、水をかけ、涼しげな花を供えに京都に行った。 途中に大原を通る。 「里の駅」で薄紫のしおんの花を沢山買った。 目の前に紫蘇の畑が広がる。 大原は紫蘇をたっぷり使った柴漬けの里なのだ。 お墓を洗い、水をたっ…

比叡山

上賀茂。 鴨川に沿って南へ。 久しぶりの青空の下に広がる 比叡山から東山への山並み。 そして 桜の緑の並木。 こんな豊かな風景が 丸い地球の一部だなんて。 広い宇宙の中に存在するなんて。

若気の至り

用事で京都に出かけた。 金閣寺の北の右大文字。 毎日この大文字を見て2年程暮らした。 若い頃だ。 この道を車で走るたびに その頃の記憶がよみがえる。 この大文字を見た時、 大阪育ちの私は 「ああ、京都に住むんだ」と実感した。 いくら若気の至りだとは…

枇杷を貰いに京都まで

「高松に行って沢山の枇杷を採って来たのよ。 たえちゃん(妻)のお兄さんがよく手入れをしてくれたので、今年のはすごく上手いんだ」 とオジンのヘルズエンジェルスみたいな友達が電話をしてきた。 このオジンヘルズエンジェルスからこういう電話がきた時は…

京都タワー

高校の修学旅行は北九州だった。 生徒の集合場所は京都駅。 まだ時間があるからと、京都タワーに登ったクラスメートの男子数人。 出発時刻が迫ってもまだ降りてこない。 どこのクラスにもいるよね、こんなおっちょこちょいの男の子。 20才の時から会ってい…