2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

琵琶湖(琵琶湖大橋より南の)

琵琶湖 西岸 堅田(かたた) 堅田のコープで買物をする時 駐車場から見える 車一台が通るくらいの 西に向かう道路がずっと気になっていた。 昨日 少し時間があった。 車が頻繁に走る国道を渡って あの道を行ってみようと 歩き始めてすぐに気がついた。 この…

アルバムの写真 チェルシー

ニューヨーク チェルシー Diaセンターの屋上から 2002年 アルバムの写真の中で 確かめたい物があった。 それは もう20年以上も前の アメリカの旅で撮った椅子の写真だった。 そして パラパラと懐かしさと共に アルバムのページを繰る。 姉に借りた 手のひら…

鹿の足跡

激しい雷雨の夜が明け 雨水を吸った湿った土の上に しっかりとした 足跡を残し 歩いていたのは誰だ? 山の中から 時折 金属音の様な声を響かせている 鹿の足跡だ。 険しい崖に 力強く蹴り上げ道をつけ 「ああ これが獣道なのか」 と 私を感心させる事も度々…

自家製茹で餃子

強力粉に熱湯を回しかけ よく捏ねる。 艶が出てきたら 布巾をかけてしばらく寝かす。 中身というか 餡はあるもので作る。 冷凍豚肉を解凍し 包丁で叩いてミンチ状に あとは 小松菜 人参 生姜はみじん切り。 にら ニンニクは使わない。 醤油を回しかけ ごま油…

山の端に 太陽が隠れたら

午後4時半ごろ 夕方 山の端に太陽が隠れたら すっと 空気が冷たくなる。 最後の輝きを残す 明るい空。 トラツグミの寂しげな鳴き声が 山間に響く。 今年のトラツグミは 「寂しいんだよ〜」と 訴えかける様に鳴く。 そして 暗くなれば いつものように ストー…

福井 若狭町

福井 若狭町 午前11時 昨日 5月の美しく晴れた日。 小浜への行き帰りの豊かな景色は 日本の原風景を見るようだった。 稲の苗が 几帳面に植わった田んぼ その横には 明るい黄色の 刈り取りを今かと待っている小麦畑。 田んぼには 青い空と白い雲が映る。 …

小浜(おばま)港で魚を買う

福井 小浜港 夫のチェーンソーの不具合で 小浜へ。 私も車に同乗した。 薪を作るのに常時使っているチェーンソー。 夫はまるでお医者さんに行く様に 具合が悪くなれば 小浜港のすぐそばの 木戸商会に行く。 車で約1時間少しの距離だ。 部品が壊れているのを…

小石の写真

小石 スボンのポケットから取り出したスマホ。 それで ただ撮っただけの写真で たまに 好きだなあと思うのがある。 小屋の北側の谷にかかる 何の変哲もない 車がすれ違う狭い橋。 その橋の欄干に 私が ある目的で並べた 小さな石が10個。 人間の長い歴史よ…

紅空木(ベニウツギ)

紅空木(ベニウツギ) 蜜蜂がどんなに喜んでいるだろう。 今年のベニウツギの花は「満作」だ。 道路沿い 山の中 淡いピンク色の釣鐘状の花がたわわで 甘い香りを振りまいている。 山里の五月に この花を愛でる事の贅沢さ。 小さな花が群れる可愛さとは違う …

枯れた花

風の吹いた次の日。 道の脇の吹き溜まりや 雪の上に セピア色の枯れた花や 葉っぱが落ちている。 それは 山のどこかで咲いていた花や 紅葉していつか茶色に変わった葉っぱだ。 手袋をした指で 丁寧に拾い 持ち帰り 松ぼっくり 栃の実 どんぐりや メタセコイ…

薄茶色の細い茎

小屋の周りは 今を盛りと草や花が茂っている。 緑の洪水の中で 早くに花を咲かせ 今は 種をつけた薄茶色の細い茎。 枯れた繊細な根の美しさを愛でる。 夕方 今咲いている花を2本手折り 枯れた草と共に 杉の台に並べる。 種をつけた枯れた草を 集めてみよう…

BT 美術手帖とメルカリ

私が「美術手帖」を読み始めて 半世紀以上になる。 池田満寿夫の連載の文章が面白くて それを読むために買っていた。 その後 単行本になったのも買った。 それ以降 買ったり買わなかったり 連続して買ったり。 いつの間にか アートを目指す人の HOW TO本にな…

田植えが終わった田んぼ

いつも最後の田植えが この田んぼ。 あちらこちらに散らばる この家の田は 田植え機を使えば 一人ですぐに終わる。 山の中の狭い地の田は 規模の小さな棚田だ。 毎年 南からやってくる燕の群れを 私はまだ見ない。 スーイスイと飛ぶ燕。 小さい体なのに 何千…

晩春と初夏の往来

ウマノアシガタ 晴れて 風が強く冷たい日 穏やかな雨だが 冬装束で過ごす日。 意地悪な天気などを気にもせず 山の緑は季節の習わし通りに 萌葱から緑へと色を変える。 野原や道端の草の花は 黄色 薄紫 ピンク 山沿いの木の花は白い色。 ウマノアシガタの輝く…

木苺 ニガイチゴ

木苺(ニガイチゴ) 白い五弁の花びら あちらこちら 花が咲き始めた。 私が 木の棘で腕を傷付けながら ジャムにしようと 鳥と競って赤い実を摘む あのニガイチゴの花だ。 毎年 あそこと あそこにと 木の場所を覚えておくが 今年はそんな必要がないほど 若い…

ミントとアジュガ

ミントとアジュガ 昨日「無骨な柵」を作っている時 気をつけようと思いながら 踏んでしまったミントとアジュガの茎。 折れた所を手折り たっぷりと水を入れた ミルクピッチャーに挿した。 紫色のアジュガはシソ科の花。 葉を少し摘み 香りを嗅いでみる。 微…

無骨な柵

5月11日 雪で折れた柵を修理する。 折れたり 抜け落ちたりしたままの柵は どこからみても 廃屋のようで侘しいものだ。 雪が溶けた時から 気になっていた。 夫が手頃な杉の丸太の先を チェーンソーで鉛筆の様に削る。 以前の木で使えるものは使う。 重い鉄…

飛行機雲と昼の月

空を見上げた時 飛行機雲が 東から西に崩れかけていた。 もう少し早く気が付いていれば と 微かな後悔をする。 どこから飛び立ち どこに行く? いつもそう思う。 初夏の 雨が降る前日の 明るい空。 天空の強い風で 雲は形を変えつつ流れて その雲の上に 小さ…

ゴールデンウイークも終わり

輝く空と 強い北風 南風が続く。 新緑の木々は 白い葉裏を見せ 枝がしなる。 他府県ナンバーの車が行き交い サイクリングの自転車が列をなした前の道。 その騒がしさも今日で終わりだ。 ゴールデンウィークの前から 私は車で出かける用事が続き 忙しく過ごし…

初夏の姿

ウマノアシガタ ゴールデンウィークも一段落した。 その間に 小屋の周りの緑 野の花 山菜は 初夏の陽光を浴び 強い風に鍛えられ 毎日姿を変えた。 黄色のウマノアシガタは 野に 道路の脇に風に揺れ アケビの薄紫や アイボリー色の花は 蔓にたわわだ。 キセキ…

今年も会った花 薄黄瓔珞(うすぎようらく)ツツジ

薄黄瓔珞つつじ(ウスギヨウラクツツジ) 確かこの辺りだったと 目を凝らして探しても 見当たらない。 薄いクリーム色に 下部が淡いピンクの花。 「おっ あった!」 それは道から半歩 山側に揺れていた。 薄黄瓔珞ツツジ。 去年より 会えた日が遅かったせいか…