2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ミント風味 温かいポテトサラダ

ミント スライスした辛い玉ねぎを白い鉢に入れ 塩と砂糖、酢とオリーブオイルで よく混ぜる。 玉ねぎの香り高いドレッシング。 電子レンジで柔らかくした 少し厚く切ったたっぷりのじゃがいもを ドレッシングでさっくりと和えよう。 あちらこちら 元気いっぱ…

カタツムリの殻? それとも家?

自然の造形の妙と言わずして どう表現すればいいのか。 草の陰に隠れていても 私は見つけたよ。 カタツムリの殻? それとも 家? ぐるぐる巻いて 柔らかな半透明の 砂の様な色。 私が編み上げ靴を履いた足で すぐ近くを行ったり来たり。 そんな時にも 一生懸…

小屋のそばの栃の木

ドングリの実を植えた覚えはある。 でも 芽が出て来た葉っぱは少し違った。 「しゅっとした男前」さん、タイチさん そのどちらに聞いても それは栃の葉っぱだった。 りすが植えたのだと断言する「男前」さん。 埋めた木の実を忘れてしまうりす。 それが芽を…

可愛い花 アカモノ

アカモノ うちに時々遊びに来る「弟君」 昨日も夕方にやって来て 私の作ったへんちくりんな晩ご飯を食べ 曜日が変わってから帰って行った。 「弟君」はブログというものが嫌いだ。 綺麗事しか書いていないからだそうだ。 成る程・・・ 小屋の前の崖に 釣鐘み…

旬の意味

蕨の葉(しだ) 蕨はどこにでも生えている。 うちの回りでは。 そして 冬を除けばいつでも。 小僧の様な蕨が出始める春。 くるっと丸まった蕨の先っぽを 競う様に採るのが楽しかった。 いつでも採れると言っても 夏や秋に摘んで 天ぷらやおひたしにしようと…

時の過ぎ去る速さ

琵琶湖東岸 色づいた麦畑と 田植えの終わった水田が隣り合わせ。 遮るもののない 広い空間に広がる田畑。 豊かだなあ、この風景 ため息までつきそうだ。 ついこの間まで 青い麦の葉っぱが私を驚かせた。 今日はもう明るい茶色だ。 そして一週間後には 成熟し…

小さな谷の小さなダム

うちの小屋の北側は かつての暴れ谷だ。 大雨で谷の形が変わり 田んぼは谷の水で溢れた。 50年程前に その谷に出来た治水ダム。 全く風情はないが 大雨でも谷の形が変わる事はない。 山の中の源流の水を集め 今日も透明で清らかな水が 小さなダムから落ち…

それは私だ

ピンクのアカツメグサや 黄色のウマノアシガタ 柔らかい草がはびこる野原に 足を踏み込んではいけない。 いくらそれが 輝いて魅力的であっても。 蛇がいる ムカデがいる。 雨の降った後にはヒルがいる。 部分的に用心深い私は 草が数センチ伸びている所は 長…

わすれな草

わすれな草 オチヨさんの家の回りに群生している花。 淡い空色の花、わすれな草。 「幾らでも引いて持って帰っておくれ」 という言葉に甘えて10本程貰った。 しっかりと根付き 自己主張もせず 毎日花開く。 星の様な小さな花だ。 カメラのレンズを近づけて…

緑や青、白という色

モフモフ、モコモコ 山を覆う緑。 吸い込まれそうな 青い空に白い雲。 その上 飛行機雲までが 東から西へと線を引く。 やっぱりこれでないと。 緑や青、白という色は 心を元気にする。 少なくとも 今日の私の心は 昨日と違って元気だ。

雨と風の冷たい日だった

私の住む市を 西から東に流れる川。 それは琵琶湖に注いでいる。 その川の堤の桜の並木は 最終地の琵琶湖まで 途切れる所はあるが続いている。 ついこの間 春が来たと喜んで歩いた ソメイヨシノの桜並木。 田植えの終わった今 田んぼの向こうの並木は葉桜だ…

ナツメヤシの実 デーツ

デーツ(Date) 「見かけは本当に悪いでしょう?」 と、デーツは頭をぽりぽり。 「確かに、そのビジュアルじゃあね」 と、口に出して言う訳にもいかず・・・ でも、一口食べれば その濃厚で深い甘みに感動する。 どこか、干し柿の味と食感に似ている オアシ…

五月はいい季節

藤の花はもう盛りが過ぎ 紅ウツギが淡いピンクの ラッパ見たいな形の花を咲かせ始めた。 ニセアカシアの白い花の房。 名前も知らない花達も 一斉に花を咲かせる。 優しい香りがする空気。 そりゃあそうだ。 あんなにも沢山の花の香りが 漂っているんだから。…

甘いものは別腹

晩ご飯の準備と共に アメリカンクッキーを焼く。 甘いものが無くなると いつも落ち着かない。 買いに出るより作った方が早い。 バター、小麦粉、砂糖、卵黄 ベーキングパウダー、少しの牛乳。 そして 刻んだくるみ。 180℃で15分。 小屋の中に立ちこめる…

幽渓生偉材

長い間廃校のままだった小学校。 去年 重機であっという間に 取り壊された。 広い更地に残された大きな石。 そこに彫られた 「幽渓生偉材」 この達筆は先代の「お殿様」の字だな 多分。 いかにも林業の村にふさわしい。 昭和63年 創立80周年の年に設置さ…

青い草

若い青い草の葉が お陽様の光を浴びて 光っている。 スカンポのひょろひょろとした茎。 赤みがかった花が ドライフラワーの様な風情だ。 10本程手折ったスカンポの花達。 テーブルの上で花開き 赤から淡い緑に姿を変え 身をよじり上を目指している。 さあ…

黄色の花 ウマノアシガタ

ウマノアシガタ 植物学者は この花をどう思って ウマノアシガタなんて名付けたの? うちの小屋の回りにも 道路脇にも 坂道にも 風に揺れて群れて咲いている。 明るい野原の中で ひときわ明るく輝いて 細い茎を右に左に。 何て楽しそうなんだ ウマノアシガタ。

姿を現した寺

山の中の 川に沿って出来上がった集落。 そのひとつひとつにお寺がある。 何百年もこの地に住み次いでいる人達は お寺をとても大事に思っている。 私の住んでいる集落の寺は曹洞宗永平寺の末寺だ。 廃校になった小学校が取り壊されると その寺は姿を現した。…

タケノコと竹輪の煮物

タケノコとわかめは相性がいい。 しかし今日は竹輪と炊いてみよう。 タケノコだけではなく 煮物は少し濃いめの色が好みだ。 筑前煮とかおでんとか。 味付けは粉末だしと醤油と酒。 手間はかけない。 それに昆布を一緒に炊く。 昆布の一切れが深い味を加える…

タケノコを湯がく

今年2回目のタケノコ。 軽トラが止まる音。 小柄なヒサカズさんが 白い袋を持って車から降りてきた。 糠も一緒に ちょうどいい大きさのタケノコ3本。 「ありがとうございます」 鍋にタケノコを入れ 糠を振りかけ たっぷりの水を注ぎ ストーブの上に置いた…

ワカメを貰いに小浜へ

福井県小浜市矢代 無農薬有機栽培野菜を 一生懸命作っている アメリカ人のチャック。 いつも有機肥料用の材料を探している。 「小浜で屑ワカメをくれる人がいる 軽トラで一緒に行ってくれないか」 と言うチャックのお願いで小浜まで行った。 京都の同世代の…

白いガマズミの花

ガマズミ 面白い名前だ ガマズミ。 山に咲く木の花。 白い5弁の花びらに 飾りの様な5本の雄しべか雌しべ。 秋には 可愛い小さな赤い実が たわわに実る。 それは 薬にもなるし おいしく食べる事も出来る。 小鳥も大好きな 可愛い姿に似合わない名前の木 ガ…

山に咲く藤の花

春になり まずは桜から。 次々へと花が咲き始めると 風景に色があるという 幸せを感じる。 今が盛りの 山に咲く藤の花。 伸びた蔓が 回りの木を縛ったり 又 収めようがなく だらりとしていた冬の日。 それを忘れたかの様に 緑の葉っぱに守られた 風にも香り…

大阪 新世界

新世界 「同好の士」二人から 「新世界に行きませんか?」とメールを貰った。 山の中から ゴールデンウィークで大にぎわいの ディープな大阪、新世界へ出かけた。 「同好の士」が目指すは ソース二度漬け禁止の串カツ屋。 店構えも運ばれて来た串カツも どこ…

時は飛ぶ様に

薄着に慣れた日々。 首のあたりから 冷たい空気が入り込む。 今日はとても寒く感じる日だった。 耕耘機で掘り返された田んぼ。 水が張られた田んぼに ツバメが飛び交うのも後少しだ。 ほんの少し前まで 雪が残っていたのに。 時は飛ぶ様に過ぎて行く。 後ろ…

失敗山菜料理を三品

92才のオチヨさんを ちょっと車で家まで送ったら 山ウドやウコギ、蕪のぬか漬けを貰った。 山ウドの葉っぱは 軽く小麦粉をまぶし油炒め。 本来なら天ぷらという所だ。 山ウドの茎は皮を剥きさっと湯がいて 味噌、砂糖、酢、そして山椒の葉っぱを すり鉢で…

活字を見ると・・・

私の住む所はかつての村で 人口は約2500人。 限界集落のモデルの様な所だ。 そんな村の中心地 私が「ミッドタウン」と密かに言っている所に 立派な図書館がある。 私はここで映画雑誌や美術雑誌等と共に 活字本、つまり、小説やエッセイ、評論みたいなの…

「ありがとう、チャオチャオ」

「時の経つのは速いな 寂しい、とても寂しい」 と、ポーランド人のジャグァッシュは言う。 チャックの畑のボランティアとして 2週間滞在する予定を、後、2週間延ばし ついにここを離れる前の日。 余程、ここが気に入ったのか 何回も「寂しい」と言う。 チ…