薪作りを急ごう

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4時になると

暖かかった空気が

すっと冷たくなる。

 

北風も吹いて

ああ 春はまだ少し先だと

思わせられる。

 

首にネックウォーマーを

2枚被り

夕方の夫の毎日の仕事

薪作りを手伝おう。

 

雪に埋もれていた薪用の木が

数ヶ月振りに顔を出し

忙しなくこちらを見ている。

 

割られた薪を

猫車に山の様に積んで

薪棚まで何回も往復。

 

次の冬には

よく乾いた薪で

暖がとれます様に。

 

夕食に

ジャガ芋を

電子レンジでチンした。

芥子の効いたドレッシングを

カチャカチャと作り

熱々のジャガ芋に回しかけ

雪が溶けて

顔を出したミントの葉を

手でちぎりながら

たっぷりと加えた。

「さあ、食べよう」