重い雪

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1月2日

 

京都から車で1時間。

膝から上まで雪で埋まるなんて

屋根に50センチの雪が載っているなんて

この目で確かめないと

信じられないだろう。

 

朝暗いうちから

タイヤチェーンの

大きな音を響かせながら

小屋の前の道路を

除雪ブルドーザーが通り過ぎる。

 

屋根から落ちた

水をたっぷりと含んだ重い雪を

ヨイショコラショ

黄色いダンプで

川や谷に投げ入れている私。

 

それを見て

「よく頑張るな」と思われるのか

年寄りの冷や水」と思われるのか。

 

暮れに降り積もった雪を

元旦の明るい朝日が輝かせる。

そして

雲一つない青い空に心が弾む。

吸い込まれそうな青い空だ。