湖北(2)

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湖北 つづらお崎と竹生島 午後4時半

 

琵琶湖畔は

湖の形に沿って

道路がついている。

 

そこに見えている村も

車はくねくねと曲がる道路を走り

幾つものトンネルを抜けなければならない。

 

春には

長い桜のトンネルになる

海津大崎で一時停止。

 

神仏習合の大崎寺で

「梅茶のお接待」という文字に惹かれ

転がり落ちそうな石の階段を上り

お参りをした。

 

「長浜、ここから1時間」

と観光案内の看板。

さて、どうするか・・・

到着する頃にはもう暗くなるだろう。

 

次の町まで走り

そこから引き返そう

とりあえず、今日はそこまで。

 

次の町、西浅井町

戦国時代を彷彿とさせる

当時の面影を残していた。

羽柴秀吉が、浅井長政が、織田信長

行ったり来たり。

 

降りる事もなく

全ては次回のお楽しみという事にした。

 

湖の夕暮れ

竹生島が遠くに

水鳥がのんびりと浮かぶ。

 

帰り道の

車の窓から見える

湖北の風景は

旅情をかき立てるに十分だった。