19日の月
1970年のヴァン・モリソン(Van Morrison)の曲だ。
『見上げる君の瞳の中の星達
さあ、ムーンダンスを踊るのに
ふさわしい素敵な夜だ。
10月の空に覆われた下で
全ての木の葉が
風に吹かれて落ちてゆく。
君の胸の琴線を
僕は優しく低く奏でてみよう』
と始まるMoondance。
若いヴァン・モリソンが
力強く、弾ける様に歌う。
ヴァン・モリソンの恋人達や
山の中をそぞろ歩く鹿達。
木の枝に作った巣で眠る鳥達
そして
小さな木の小屋でお茶を飲む私にも
降り注ぐ白い月の光。