2016-05-11 トチ(栃) 村 自然 雑感 フーフーと息をして山道を登って行くと 目の前に突然現れる大きな栃の樹。 思わず「おー」と声があがる。 樹が放つ畏怖の気。 枝を広げた姿は魔女。 そばに立つ人間は小人。 白い花は濃密な香りで蜂を誘って 蜂はたっぷりの蜜を巣箱に運ぶ。 そろそろ 「栃の花の蜂蜜あります」の幟が 道ばたに立つ頃だ。