木蓮

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木と一緒に

京都からこの山里に引っ越して来た。

 

椿、サザンカは気候があわなかったのか

いつの間にか消えてしまった。

ユキヤナギもだ。

 

ツツジは鹿に葉っぱと蕾を食べられ丸裸になり

何とか生き延びた蕾が数個

花を咲かす。

 

そんな中で毎年

我が世の春を謳歌するかの様に

紅木蓮が咲く。

 

その下を

私は行ったり来たり。

 

夜には

夜露をたっぷりと浴び

降る様な星の輝きを眺めながら

紅い木蓮は

後少し咲き続けるんだよ。