私が愛読しているブログの中に、「ミニマリスト」をテーマに書いている方が数人おられる。
猛暑の最中、スッキリと何もない部屋で大の字になったらどんなに気持ちがいいだろうと思う。
(Google画像:シェーカー教徒の部屋)
シェーカー教より、家具や衣服、建築等。
シンプルで禁欲的でありながらも魅力的なデザインで知られているシェーカー。
アンディー ウォーホールが亡くなった後、朝日新聞に載ったウォーホールのマンハッタンの部屋に多くの人が驚いた。
「シェーカー教徒の部屋そのものだ!」
キャンベルのスープ缶や洗剤の箱、毛沢東やジャクリーン・ケネディ、マリリン・モンロー等をモチーフに、マンハッタンのファクトリーと呼ばれたアトリエで大量の作品を作ったウォーホール。
その作品から受けるイメージとはかけ離れた部屋だった。
結婚をしない、子供を残さないという教義のシェーカー教が、ゲイであったウォーホールの心をつかんだのか?否か?
犬や猫が亡くなった後、私は彼らの残した物を見てその潔さに脱帽したものだ。
寝床の毛布、首輪とリード、えさ用の食器、ブラシ。
たったそれだけだ。
動物と人間の生活は違う。
しかし、生きていく上での基本はそんなに大きく変わらない。
友達は私を「天涯無一物」だと笑う。
でも、私は余りにも沢山の「物」に囲まれて生きているんだよ、友達。