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「京義線」
地下鉄機関士のキム・マンス。
変化のない機関士としての生活。
ある日、マンスの運転する電車に飛び込み自殺があった。
そのショックからマンスは運転が出来なくなってしまった。
大学非常勤講師のイ・ハンナ。
ドイツ留学中に知り合った同じ大学の教授と不倫関係にある。
教授と旅行に行く日、教授の妻がハンナの前に現れた。
心に傷を負った二人が、京義線の電車に乗り合わせた。
雪の降る、降り立った駅から先は北朝鮮。
ここから先はない・・・
二人の今の状況を京義線という路線で表したのだろう。
電車は、「物を運ぶ」、そして
「電車に乗り合わせた人達の人生をも運ぶ」。
ラブストリーのジャンルに含まれているが、ラストを見ると決してそうでないのが分かるだろう。
心に傷を負った二人が、京義線の北の駅の町で心を再生していく物語だ。
何回か見たが、「やっぱり好きだなあ」といつも思う。
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