韓国映画「京義線」

    f:id:URURUNDO:20150729222531j:plain

 

京義線は韓国ソウルから北朝鮮との国境迄を走る路線である。

_________________

京義線

 

地下鉄機関士のキム・マンス。

変化のない機関士としての生活。

 

ある日、マンスの運転する電車に飛び込み自殺があった。

そのショックからマンスは運転が出来なくなってしまった。

 

大学非常勤講師のイ・ハンナ。

ドイツ留学中に知り合った同じ大学の教授と不倫関係にある。

教授と旅行に行く日、教授の妻がハンナの前に現れた。

 

心に傷を負った二人が、京義線の電車に乗り合わせた。

雪の降る、降り立った駅から先は北朝鮮

ここから先はない・・・

二人の今の状況を京義線という路線で表したのだろう。

 

電車は、「物を運ぶ」、そして

「電車に乗り合わせた人達の人生をも運ぶ」。

 

 

ラブストリーのジャンルに含まれているが、ラストを見ると決してそうでないのが分かるだろう。

 

心に傷を負った二人が、京義線の北の駅の町で心を再生していく物語だ。

 

 

何回か見たが、「やっぱり好きだなあ」といつも思う。

 

________________

京義線」をクリックすると予告編にリンクします。

TSUTAYAで借りられます。