本 「1941 決意なき開戦」

12月8日が 真珠湾攻撃、パールハーバーの日だと気づいた人。 そして 真珠湾攻撃について詳しく説明出来る人。 何人いるだろう。 今年のテレビニュースにも新聞にも 真珠湾攻撃について大きく語っていない。 不思議な事だ。 去年、オバマ元大統領が広島を …

大津市 雲は 下から見る方がずっといい。 飛行機の窓から 白く輝く綿みたいなのを見た時 そう思った。 青い空の下をのんきそうに 又、ある時は忙しそうに 流れて行く雲。 今日も 夜空はキーンとして 星はクリアに輝いている。 暗い空に向かって息を吹くと 白…

「頼りにしてるよ」

「雪が降ります」「雪が降ります」と ニュースの天気予報が言う。 でも 今日も気持ちのいい青空。 夜にはクリーム色の月と 冬の星座オリオンが 私を見下ろす様に輝く。 白い色で覆われた景色。 それは 本当に美しいものだ。 しかし 雪は一日でも遅い方がいい…

柚子の砂糖煮

暗くなった夕方。 騒がしい音をたてて 除雪車のブルドーザーが前を通る。 明日 雪が降るのだと実感する。 雪が降る前にと思っていた仕事。 やり残してしまった。 たっぷりの砂糖で ことことと煮詰めた スライスした柚子の実。 飴色のジュース。 それを一切れ…

気合いを入れて過ごす季節

簡素な薪ストーブの上。 青い鍋にはぜんざいがとろとろと 白のミルクパンには柚子の砂糖煮がぐつぐつ。 アルミの片手鍋には 捨てようかと思った小さなじゃがいも。 皮を剥いたら冷蔵庫に保存しよう。 そして 大きなやかんにはいつも湯が沸いている。 いよい…

冬の色

食いしん坊の私は 木から舞落ちた葉っぱが 黒糖かりんとうや チョコレートをコーティングした コーンフレークに見える。 葉っぱの上を歩けば さらさらと 軽やかな音がする。 知人が昼前にやって来た。 柚子を二つ貰った。 輪切りにして 砂糖を沢山使って ミ…

料理本「シネマ厨房の鍵貸します」

ソーセージとりんごのオーブン焼き(アメリカ映画 若草物語 1994年) 茄子とインゲンのサラダ、海老の炒め物(ベトナム映画 青いパパイヤの香り) アメリカ、南北戦争の頃 「若草物語」の4人の娘がいるマーチ家の食卓。 ソーセージとリンゴをオーブンで…

小さな2個の塊

小入谷峠(おにゅう峠)に辿り着くには 旧鯖街道に沿って 車が通れるように削られた細い道を くねくねと登っていく。 削り取られた崖は 大雨が降れば崩落し 車は通行止めになる。 道に餅菓子のあられを撒いた様に 散らばった小さな岩や石。 広がる青い空と …

素朴なフランスのパン

フランス人の女の子、ポーリンは20才だ。 日本のあちらこちらを旅しながら一年滞在する。 いよいよ今日 うちの集落を離れ岡山へと移動する。 スイス人のカミルと 夜に小さな小屋の我が家にやって来ては クレープを焼いてくれたり ずっしりとしたパンを持っ…

小入谷峠(おにゅうとうげ)

木曜日にここを去るフランス人のポーリンと まだもう少し滞在するスイス人のカミルと一緒に まずはうちから車で20分の集落へ。 山の村の突き当たり。 その集落から歩いて 滋賀県と福井県の県境の小入谷(おにゅう)峠へ登った。 杉の暗い人工林を過ぎると …

南米の芋 ヤーコン

トミコさんからどっさりと野菜を貰った。 白菜、大根、赤かぶ、牛蒡 そして ヤーコン。 ヒマワリの様な黄色の小さな花をつける。 芋の内側は半透明の色で水分がたっぷり。 ほんのりと甘い。 作っているトミコさんも これをどう料理するか困っている。 去年も…

マムシとナムアミダブツ

通称 まむし 春の芽吹き 秋の紅葉。 この頃は 歩いても 運転中でも 心がわくわくと騒いでくる。 黄色や赤や茶色の葉っぱが 風で舞って散っている今の季節。 私一人でこんないい目をしていいのか? マムシと呼ばれる 車の離合もままならない道。 春に小熊がひ…

京都往復

伏見区醍醐 山科川 雪の融雪剤「塩カル」の威力たるや それはすごいものだ。 車の底を錆でボロボロにする。 ガタガタの山道を走っていると ゴロンと落ちる事もあるそうだ。 今年も錆び止めをしてもらいに 京都山科の修理工場まで行って来た。 無駄な抵抗だと…

人気者の柿の木

酒屋さんの側の渋柿の木は こう見えて 中々の人気ものなのだ。 赤い実をたわわに実らせているのが いかにも秋の風情を醸し出しているのか。 写真を撮る人の心を掴む。 景色が雪で白く変わる頃 この赤い実は枝に二つ三つ。 それが又いい被写体になる。 沢山の…

ピーピーと鳴く鳥達

木々の間から ピーピーと鳴き声がする。 あちらこちらから。 黄色の葉っぱはもう落ちてしまい 赤いのは益々深みを増した。 枝だけになってしまった木々が山を覆う。 あの木々の間を ピーピーと鳴く鳥達が 枝から枝へと飛び回っているのか。 赤い実はもう無く…

大きなMの看板

じつに広くて高い空間。 真っすぐに国道が南北に走る。 ビルもなく 細い道もない。 しかし 殺風景な国道の町並みではない。 こんな所が 私の住む集落の人達が言う「街」だ。 大きなスーパーマーケットが出来 道の駅が出来 音響効果のいい文化会館が出来ると …

玉子の配達

午後4時15分 ヤマケンさんは うちのずっと奥の集落で鶏を飼い その玉子を道の駅で売っている。 村のお得意さんには配達してくれる。 うちもチャックもお得意さんらしい。 村人の中には 「コメリの餌をやってるのに地玉子やない」と うるさい事を言う人も…

冷たい雨の日

山間に架かる橋の上。 私は車をゆっくり止める。 カメラを抱えた数人が 最後の紅葉にレンズを向ける。 「ああ、駄目駄目 あの山霧を撮らなくては」 と、心の中でおせっかいな事を言う。 横着な私は 車の窓から小さなカメラを 山に向ける。 二回シャッターを…

琵琶湖東岸(3)パーキングに車を止めて

午後3時 琵琶湖東岸に沿って続く公園の側。 湖の形をなぞる様に道が走る。 信号の少ない道を トラックもセダンも軽バンも 広大な空間に音が吸い込まれ スーッと流れる様に走る。 いいお天気で 青い空に白い雲なぞ浮かんでいると 私みたいに 公園のパーキン…

琵琶湖東岸(2)青い靄のかかった風景

比叡山 滋賀の真ん中に琵琶湖がある。 西岸から東岸に渡る橋は 南に二つあるだけ。 どちらに行くにも この橋を渡る。 琵琶湖大橋のてっぺんからは 近江平野が見渡せる。 天気のいい日も悪い日も 靄のかかった日も まだまだ開発の手が入っていない 広がりが見…

琵琶湖東岸(1)「カイツブリ」

午後3時 私がそっと近寄ると 用心深い数羽のカイツブリは ばたばたと飛び立った。 湖面にぷかりぷかりと 浮かぶカイツブリ。 岸の枯れ草の上で 身動きもしないのんびり屋達は 陽の光を浴びて昼寝の時間? 風の強い日。 雲は湖の上を西から東へ。 「いいなあ…

ポーリーンのクレープ 2種

ライスクレープ 今日 チャックの小屋に滞在中の ポーリーンは料理上手。 パリに生まれて育ち 今はトゥルーズに住んでいる。 素朴な女の子だ。 今日暗くなってから 新作クレープのお裾分けを持って来てくれた。 ライスクレープ。 ご飯を薄くして焼いただけの…

食材を買いに

午後4時半 帰り道 村の人が「街」と言う湖西の北。 食材を買いに出かける。 車で50分程。 紅葉の山肌を霧が上って行く。 湿った冷たい空気が気持ちいいなあ。 山を抜け 田んぼの間を走り 湖西線の駅の辺りでやっと街らしくなる。 大きなスーパーマーケッ…

赤いセーター

どこからやって来たの? こんなに綺麗な色をして。 見上げても 見回しても分からない。 つやつやとしっかりとした葉っぱ。 道の脇に吹き溜まって その辺りが赤や黄色のゴブラン織り。 こんな色のセーターが欲しい。 寒くて冷たい冬も 背筋を伸ばして歩けそう…

「明るいうちに帰ろう」

午後4時半 「ミッドタウン」にて 夫の友人がやって来た。 四人。 うちでお昼を食べ さあ、「ミッドタウン」に 栃餅ぜんざいを食べに行こうと 車を30分走らせた。 まだ紅葉は鑑賞に堪える姿。 車のフロントガラスに 黄色の葉っぱが吹雪いて来る。 ぜんざい…

樹の顔

教えてもらった訳ではない。 木肌、割られた木目、色 風化した姿。 いつの間にか これは何の木だと分かる様になった。 桜は割ると薄い紅色。 甘い匂いがして 「ああ、小学校の時の木琴の木だ」と 木琴の音色までも思い出す。 栗は風化すると特徴が出る。 固…

豪華な贈り物

南風に吹かれて はらはらと落ちてくる葉っぱ達。 枯れ草の上に 茶色のどんぐりの葉っぱ 黄色の楢や 漆の赤い葉っぱ。 明るい空から降り注ぐ陽の光に 山が黄金色に輝いている。 秋の終わりから冬の入り口へ なんと豪華な贈り物だろう。

「どうぞ 召し上がれ」

毎年 何人かの人からさつま芋を貰う。 今日貰ったさつま芋は 驚く美味しさだった。 安納芋。 色は濃い黄色 滑らかな食感 やさしい甘さ 鼻孔に届く香り。 耐熱皿にサイコロ状に切ったさつま芋を入れ ほんの少しの水を足す。 電子レンジで8分程加熱。 柔らか…

雪虫(ユキムシ)

「あっ、雪虫・・・」 水灰色の5ミリ程の虫。 ふわふわと綿毛の様に飛んでいる。 初雪が降る前に現れるので雪虫。 自然豊かな山の中に住んでいると 豪雪、豪雨、台風と 災害にはことかかない。 そして動物との陣地取り。 虫達との闘い。 ある日突然 蟻が小…

霧の朝

午前7時半 山の向こうから 太陽が顔を出すのが遅い 谷筋の村。 窓のカーテンを開けると 深い霧の朝だ。 峠まで行けば 雲海が見られるはず。 太陽が顔を出せば あっという間に消えてしまう霧。 朝の一時の贅沢を堪能するとしよう。