除雪と深夜のNHKFM

16日 午後3時半 屋根から落ちた雪は 数日の零下の気温で 氷の様に固い。 ツルハシで割りながら 「ダンプ」で運び 川に捨てる。 これを繰り返して一日が終わる。 5時になっても まだ辺りは明るい。 寒さはこれからが本番なのに 近い春を感じる。 深夜のNH…

静かな白い山の雪

14日 年が明けて久しぶりに積もった雪。 40センチ程。 屋根にも、車にも たっぷりと載った雪。 用事で出かけた京都も 屋根に雪が載っていた。 川の岩の上にも載った雪。 静かに流れる川の中で ぽっかり、ふんわり。 夕方 除雪に精を出している時 猟もす…

雲一つない夜空

狐?、犬?、それとも狸? 夕方やって来た「弟君」が 深夜に帰った。 見送りに出ると 固くなった雪が 外灯の光でキラキラと光っていた。 吐く息が白い塊で 暗闇に流れた。 雲一つない夜空に 音のしそうな星座や星達。 悩みを抱え 胸がいっぱいの「弟君」 深…

午前7時

11日 午前7時 三日月が南東の空に浮かぶ 午前7時。 朝焼けに色づいた淡い雲。 歩けば バリバリと音を立てる雪。 ブルブルっと冷気に身を震わせ 小屋に後戻りする。 ミルクを入れたカップに 熱い紅茶を注ぎ こんがり焼けたパンと ヨーグルトを食べよう。 私…

雨の一日

5日(カラー写真) 「冬の雨が一番嫌だ」 と、クロネコのドライバーさんが言う。 そんな冬の冷たい雨の一日だった。 強い風とさらさらと降る雨。 屋根から滴り落ちる雨だれ。 午前中にチャック一行がやって来た。 小雨の中でのそり遊び。 遠くで子供の笑う…

七草は雪の下

タイチさんのしめ縄 今日は七日。 七草を摘んで粥を作ろうにも 七草は雪の下だ と思っていたら電話が鳴った。 タイチさんからの昼ご飯の誘い。 自作のしめ縄がとてもいい。 藁をしゅっしゅと編んだ縄に ゆずり葉を挟んである。 この下をくぐって土間に入る。…

白い太陽

5日 午前九時半(カラー写真) モノクロームの世界。 谷から水の落ちる音。 飛行機のジェット音が 空のどこかから聞こえる。 鳥の声は聞こえない。 南西の朝の空に ぼんやりと白い太陽が浮かぶ。 時折 灰色の雲が切れ 青い空が現れて 輝く光が降り注ぐ。 冬…

こんな風に私の年は明けた

4日 年の暮れに チエコさんが急に亡くなった。 優しかったチエコさん。 お正月に お通夜とお葬式。 そして今日 「弟君」が琵琶湖の釣りの帰り 4時過ぎにうちに寄った。 深夜に帰った「弟君」。 ドアを開けて表に出ると 何日も降り続ける雪が 周りの景色を…

朝日にキラキラ

午前9時 数日前に降った雪はまだ溶けず。 朝日にキラキラ キラキラと輝き 歩くとバリバリと凍った音がする。 一日中冷たい風と空気。 ネックウォーマーを鼻まで引き上げ 用事でチエコさんの家へ。 油断をするとツルっと滑る。 リンゴ三個を縦に八つ切り。 …

林業を生業とする村

午後4時30分 林業を生業としている人達は どこの国でも同じ事をしているのだ。 「メインの森」(ソロー著)を 読んだ時そう思った。 19世紀 アメリカメイン州。 ソローがメイン州の川に沿って 奥へ奥へと旅をする。 その時にソローが聞いた話。 切った…

遅くなった日暮れ

「おっ?、日暮れが少し遅くなった?」 五時を過ぎてもまだほんのりと明るい。 冬はまだ始まったばかりなのに 春が遠くに見えた様な嬉しさだ。 いつもより早く雪が降った。 やり残した事を考えると気分がめげた。 一日一日明るい時間が増え 遠くで手を振って…

EMSで砂漠の町へ

奥比良 武奈ヶ岳(ぶながたけ) カリフォルニアの砂漠の町で 男のお友達方と楽しい日々を送っている 30年来の友達。 86才 男 アメリカ人。 今年も個展をした現役の画家だ。 その友達に 毎年送っているクリスマスカード。 一日延ばしにしていた。 「こり…

三月までのお付き合い

12月14日 カミルが行ってしまった次の日。 雪が積もった。 水っぽい重たい雪だ。 私がまだ眠っていた暗い間に 除雪機が道路の雪を掻いた。 灰色の空から 落ちてくる雪は 冬の厳しさを教え 雲が切れた青い空から 踊りながら降る雪は 冬の楽しさを知らせる…

普通の日常

シュトーレンに振りかけた粉砂糖みたい。 薄く切るとプンとイーストの香り。 そんな今朝の雪だった。 太陽が 山の向こうから顔を出すと 消えてしまう。 張りつめている キンとした冷気が谷筋に流れて 気持ちのいい朝だ。 ストーブで暖かい小屋の中。 朝のミ…

チャックの畑仕事

チャックのfacebookから 私が京都に行った昨日。 チャックは畑仕事をしに 助っ人を一人連れて来た。 まだ雪が残っているのは ご存知の通り。 土を耕し 種を蒔き マルチをする。 そして 種の袋を挿して春を待つ。 オチヨさんもトミコさんも 雪が融けるのを 待…

豆腐ラザーニア

チャックのfacebookから チャックは春の畑の準備を 早くしたくて仕方がない。 20日 私がびわ湖ホールに行った日。 友達と一緒にやって来て 畑の雪を掻き出した。 広い畑の四分の一程。 これからどうするの? チャック 私もいい加減 今年の雪にはギブアップ…

何か植えてみようか

まだ 厚い雪に覆われている。 もう この景色が日常になった。 ムスカリが咲いたとか 梅が咲いたとかのニュース。 春がやって来た所もあるのだ。 「どうせ鹿に食べられるんだ」 と、花も野菜も植えるのを 諦めたけれど。 暖かくなって 土が見えたら 何か植え…

大砲と雷

竹林、杉林のむこう、自衛隊駐屯地 寒の戻り。 雪が降り、積もり 除雪車が再登場だ。 確定申告に湖西の税務署に行った。 雪がない琵琶湖沿いの街。 行き帰りは 車の少ない田んぼの中の一本道。 窓を少し開け いい気分で車を走らす。 ドーンと響く大砲の音。 …

クリスマスローズ

まだたっぷりと残っている 雪の中から掘り出した クリスマスローズの植わった植木鉢。 雪の重みにも耐えて 逞しい姿で現れた。 オフホワイトの花びらと しっかりした深緑の 葉っぱになるのはいつなの? 桃や桜だけじゃなく 辛抱強く春を待っている クリスマ…

ネコヤナギ

花のない雪の中で 大きく枝を広げて 小さなしっぽみたいな ふわふわを沢山付けている ネコヤナギ。 灰色の世界の中で 銀色に光る。 触れば しっとりと柔らかい。 ハサミでチョキチョキ 沢山切って持ち帰る。 さあ 記念写真も撮ろう。 そして 花瓶にどっさり…

雨が降ったり止んだり

午後4時 一日中 雨が降ったり止んだり。 雨が降るたびに 少しずつ少しずつ 雪が融けて行く。 チエコさんやトミコさんが ジャガイモを植える事が出来る様に。 冬眠中の動物達が 目を覚ます様に。 そして 私の体の中に フツフツとエネルギーが 湧いて来る様に…

畑は雪の下

午後2時 まず始まりは蕗のとう。 そして オオイヌノフグリが青い小さな花で 春を告げるのに。 今年はまだ1メートルの雪が 家の周りを囲っている。 ジャガイモの種芋を植える時期だが 畑は雪の下だと チエコさんの嘆き節。 冬眠中の動物達はどうしているの?…

春近し?

楢の樹々の 幹の周りの雪が ナイフで切り取った様に 融け始める。 時は三月。 雪がまだ山肌を覆っていても 土が暖かくなったのだ。 そして のんびりしていた樹々が 発するエネルギーも。 虫も土から 這い出て来る時だもの。

薪小屋

薪小屋 ウグイスが鳴き始め 雪は少しずつ融け始め 晴天は二日も続いたのに。 まだまだ 厚い雪に囲まれている。 よく乾いた薪を 惜しみなく燃やそう。 ストーブの上では やかんがチンチンと音をたてる。 深い雪の中 薪小屋まで数往復。 ストーブの側に一日分…

冷たい2月の最後の日

川に流れ込む 雪解け水。 それらを集めて 流れて行く川。 ザーっと 大きな音がする。 暖かくなると 春の川は ポコン、ポコンと ユーモラスで軽やかな音を響かせて それはまるで 音符が跳ねている様だ。 川面を カワガラスが ビービーと鳴きながら弾丸飛行。 …

しずく

去年の秋の枯れた葉が 顔をだした。 雪が融けて ポコっと窓の様に開いた後ろに。 ポトリポトリと落ちる 雪のしずく。 「顔を近づけて じっと見つめるのは あんたくらいだよ」 と、久しぶりに出会った 杉や欅やクヌギの 茶色の葉っぱ達が 私に言う。 「ああ、…

清水(しょうず)

清水(しょうず) 山肌から湧き出ている伏流水。 ここらでは「清水(しょうず)」と呼ぶそうだ。 アスファルトの道路が いつも黒く光って濡れている。 山道に大きな水たまり。 そこには ゼリーの様な蛙の卵達。 そんな所は 山の崖から清水が吹き出ている。 …

カラスかな?

ん? カラスの足跡? なるほど 最後に足を揃えて 飛びたったんだね。 小雪が降る中を 歩いていると ウグイスが頭上で鳴く。 まだまだ上手く鳴けない。 「がんばりなさい」 道路に薄く積もった雪の上 私の長靴の後が 長く続く。

雨と北風の日

冬の紅ウツギ ホームベーカリーで パンを焼くのは 夫の役。 10年近く 途切れる事なく朝の食卓に そのパンは出て来る。 そして今朝は レーズン食パンだった。 ストーブで こんがり焼いたパンに バターを塗り 蜂蜜を塗り。 熱いミルクティーと カスピ海ヨー…

放射冷却の朝

氷柱(つらら) 22日 放射冷却の朝は うちの屋根からも氷柱が キラキラ キラキラ。 お陽様の光を受けると 水滴がポトリポトリと落ちる。 山の地中を流れている 伏流水も 大きな氷柱になった。 ポキッポキッと折って グラスに入れ ウィスキーを注いだら ど…