雑感

うつらうつらと眠気がやって来て

お盆の入りで うちの前の道路は ひっきりなしに車が走る。 からりと晴れた日。 昼ご飯の後 うつらうつらと眠気がやって来て ほんの少しと思って寝たら 目が覚めたのが5時だなんて。 朝の五時と勘違いした・・・ 乾燥した気持ちのいい空気の中 自分に言い訳…

まろやかに変化したニンニク

丹波栗みたいな 大きいニンニクの一欠け。 ひさしの下に ずらっと並んで干してある 人間の拳くらいのニンニク。 オチヨさんは丁寧に選んで 8個私にくれた。 家でニンニクを使わない私は 4個友達にあげた。 90歳の女の人が作ったニンニク。 それが私はち…

オチヨさんのニンニク

午後4時 台風の置き土産。 黄土色の渦巻く様子はなくなったとはいえ まだ濁っている川。 根こそぎもぎ取られた杉の木。 そして 川の姿が少し変わった。 次の台風でどうなるのか そんな事は考えない。 兎に角 今回はこの程度で終わった。 これでよしとしよう…

月の光

午後10時 西から東へと流れる雲に 白く輝く月が 出たり隠れたり。 暴れん坊で風来坊の台風が 行く先々で騒ぎを起こして 通り過ぎた。 窓から見上げる明るい月の光。 窓から入り込んで来る冷たくて湿った空気。 今夜はラジオから流れて来る音楽も軽やかだ。

国が平和であってこそ

パンを貰った。 大丸の地下にある The BAKERYと言う店の。 チーズを練り込んだのと 甘納豆、胡桃などを練り込んだもの。 軽く焼いて バターを塗って。 サクっとした食感。 「美味しいな・・・」 かつて私は 天然酵母で全粒粉の ずっしりと重くて 噛みごたえ…

ヒグラシの声

ヒグラシの鳴き声は 沢山の鈴が 合奏しているみたい。 山が 震えている様な激しさから 語尾がはかなく消えて行く鳴き声。 夜明けに 開けた窓から飛び込んで来る 激しい鳴き声。 夕方の声は 暑かった一日の終わりを告げる様な 最後の一仕事の鳴き声だ。 深夜…

八月に入ったばかり

午後5時 息苦しい様な空気。 去年はどんなだったかな? こんなに変な夏だったかな? 毎年同じ事を思ってる様な気がする。 でも 山の緑は少し輝きをなくして 秋の準備。 八月に入ったばかりなのに。 今日は トマトが6個。 畑の体裁をとっていない うちのミ…

夏の自然の力強さ

空を行く雲は雄大で 草は強い日差しを浴びて輝き 樹の緑は濃い。 只々暑いと思って過ごして来た 何十回もの夏。 車の通らない道を歩きながら 川のキラキラと跳ね返す光を横目に 鳥の鳴き交わす声を聴き ふと気づいた 私を取り巻く緑。 夏の自然の 深いくっき…

ビーガン (Vegan)

19日 午後4時 Vegan 究極の菜食主義者。 動物由来のものは食べない。 卵もチーズも牛乳さえも。 蛋白質はひたすら 植物から摂る。 大豆がその代表格。 命あるものからの 食を摂らない主義なら トマトはどうなんだ? キャベツは? 野菜だって命があるだろ…

うつらうつらと居眠り

午後7時20分 晩ご飯の前にシャワーをして すっきりしたら もう扇風機はいらない。 冷たい風が窓から吹き込んで 昼間の暑さが嘘みたいだ。 知らない間にうつらうつらと居眠り。 今夜はトラツグミは鳴かない。 樹の葉っぱの風に吹かれる音と ラジオから流れ…

テールランプの赤い灯

午後7時半 夕方5時過ぎ 急用で夫と二人 車で出かけた。 うちから 車で50分程の所。 集落の人が「街」と呼ぶ ひっそりとした湖北の田舎の街へ。 用事を済まして帰途へ。 昼間の明るさが残る 夕暮れ時。 車のテールランプが 途切れ途切れに流れる。 それぞ…

JRで京都へ

午後6時20分 車を運転中 私は汗でずり落ちる眼鏡を 何回も指で押し上げた。 途中で車のクーラーをONにした。 最寄りの駅で車を降り JRで京都駅へ。 いつもの様に 駅は多国籍の混雑。 浴衣を着た女の子達を見て 「ああ、今日は祇園祭、宵山なのだ」 同じ趣…

フードコンピューター (The Food Computer)

2011年 東日本大震災の跡地に立った マサチューセッツ工科大学(MIT)のハーパーは 津波による農地の塩害と放射能汚染を 目の当たりに見た。 そして ハーパーと彼の同僚は 自然環境に左右されない コンピューターが環境をコントロールする 農業を開発した…

牛乳を入れた紅茶と

午前7時 山の向こうから 太陽が顔を出す迄の時間。 ひんやりとした空気と 葉っぱを濡らした夜露の跡。 窓もドアも開けて 冷たい空気を入れよう。 空を見上げれば 綿をほぐした様な雲だ。 牛乳を入れた紅茶と バターとジャムを塗ったパンと スライスしたチー…

平和な気持ち

抜いても抜いても 終わる事がない 草抜き。 シジフォスか? 不条理世界か? 今日はここ 明日はあっち。 こんもりと積んだ草を 夕方になると焼くのが 日課の一つ。 杉や檜の枝で 勢いをつけて炎を出す。 その上に湿った草の固まり。 白い煙が 川筋に沿って ゆ…

お喋りな顔

午後1時半 男の顔は履歴書と 昔は言ったものだ。 今は 男も女も関係ない。 その人の人生が顔に出る と私は思う。 雨の一日。 ニュースを見る。 貧しい貧しい顔の面々。 どんな人生を積み重ねてきたのだ? 語りたくなければ黙っていよう。 隠しても隠しきれ…

三つのギフト 

朝 チャックの畑へ豆を採りに行く。 サヤエンドウ豆とスナップエンドウ。 鋏でパチンパチンと切る。 蜂のうなる様な羽音。 何も考える事のない単純な作業。 心が静かだ。 バスケットにいっぱいの豆。 一つまみの塩を放り込んだ鍋で 柔らかいめに湯がいた ス…

「20年ぶりです」と彼は言う

「20年ぶりです」 北海道からやって来た知人は言う。 (あれ・・・20年ぶりだったかな?) 40年ぶりではないかもしれないが 20年ぶりでもない。 とにかく 私の原型が崩れて 崩落状態である事だけは確かだ。 京都で生まれて 家族で北海道に移って20…

終わったゴールデンウィーク

長かった休みが終わった。 うちの前の山道を 自転車のグループ モーターバイクのグループ 鈴を鳴らして歩く人達 他府県ナンバーの車が 通り過ぎたゴールデンウィーク。 今日 私は花の苗を植えた。 チエコさんに貰った ジャーマンアイリスの苗と ダリアの種芋…

山桜

午前9時 雨の朝 慌ただしく車を出し 細い山道を くねくねと下る。 山桜の淡いピンク 若緑の樹々 赤い芽吹きの葉っぱは すぐに緑に変わるだろう。 朝もやが 山肌を登って行く。 急ぎの私も 思わず車を止める。 「どう見てよ、 たった一週間程のこの姿」 誰彼…

シロモジ(白文字)

シロモジ 数年前 山の中から引き抜いてきた 小さくて細い 木の子供。 「シロモジです」と言ったかどうか。 ちゃんと根付いたが 大きくならない。 やっと芽吹いた 少しの葉っぱは 鹿のおやつになったり。 今年の雪に埋もれて 弓の様にしなった枝。 雪が融けた…

歩く

午後2時 北白川のバックス画材の手提げカバン。 何年経っても型くずれしない タフなこの手提げに カメラを入れて 「サテッ」と出かける。 上を見れば青い空があり 白い雲まで流れている。 下を見れば 小さな花が咲いており 川を見れば 軽やかな音をたてて …

文旦の砂糖漬

午後2時頃。 今から遊びに行ってもいいか と言う電話が知人からあった。 普段は 清水寺のすぐ側に住んでいる。 若い頃 私は一時期 清水坂(ちゃわん坂)に住んでいた。 その頃の清水坂はガランとして それは静かなものだった。 今は前が見えない程の観光客…

八朔の皮を炊く

翁谷 うちの北側の谷には 5つの治水ダムがある。 このダムのおかげで 谷がおとなしくなった。 さて、今日の谷。 ずっと降る雨と 雪解け水を集めて 眺めるに値する 清々しさだ。 まだまだ 空気は冷たくて 春一番を告げる オオイヌノフグリさえも咲かず。 朝 …

ほんの少しのイマジネイション

午後2時 川面から、林から 畑から、山から 水蒸気の靄が 上がり続けた今日。 折れた柵を直すべく 木を運んだり 寸法を測ったり。 仕事場を整頓して 掃除をした後の 沢山のゴミを燃やした。 川の流れに白い煙が重なる。 蕗のとうを3個採り フキノトウ味噌を…

はしゃいでいるみたい

図書館裏から 安曇川が流れて 比良山系の山が見渡せ 長い桜の並木が堤に続いている。 図書館の裏は こういう所だ。 堤の雪が消えたので 久しぶりにやって来た。 桜の蕾は まだまだ固い。 川の向こうのキャンプ場で カーンカーンと 杭でも打つ様な音がする。 …

26日の出来事

26日。 半日を京都で過ごした。 50才で亡くなった知人のお葬式に参列。 天寿を全う出来なかった人のお葬式は ご両親を見るのが辛い。 黒い洋服から 普段の格好になり 友達の個展へ。 陶の展示だ。 三条大橋近くの画廊に着く頃 雨が降り出した。 カラフル…

畑は雪の下

午後2時 まず始まりは蕗のとう。 そして オオイヌノフグリが青い小さな花で 春を告げるのに。 今年はまだ1メートルの雪が 家の周りを囲っている。 ジャガイモの種芋を植える時期だが 畑は雪の下だと チエコさんの嘆き節。 冬眠中の動物達はどうしているの?…

鯖のなれ鮨

大雪注意報が出た8日。 吹雪く中 90才のショータさんがちょっとした用事で 自転車に乗りやって来た。 お願い事がある時は 必ずお土産持参だ。 「鯖のなれ鮨」 このなれ鮨を語り出すと 長い長い物語になるので かいつまんで言うと・・・ と言っても長くな…

「ミッドタウン」の水路

「ミッドタウン」の 宿場の面影が残るエリアには 家の前を水路が走っている。 この水路を元気に流れる水が 本当に清らかに澄んでいる。 ここで野菜を洗ったり 洗濯をしたり・・・ 私はそれを見た事がない。 今は家の中で 全部済ましてしまうんだろう。 野菜…