雑感

ビーガン (Vegan)

19日 午後4時 Vegan 究極の菜食主義者。 動物由来のものは食べない。 卵もチーズも牛乳さえも。 蛋白質はひたすら 植物から摂る。 大豆がその代表格。 命あるものからの 食を摂らない主義なら トマトはどうなんだ? キャベツは? 野菜だって命があるだろ…

うつらうつらと居眠り

午後7時20分 晩ご飯の前にシャワーをして すっきりしたら もう扇風機はいらない。 冷たい風が窓から吹き込んで 昼間の暑さが嘘みたいだ。 知らない間にうつらうつらと居眠り。 今夜はトラツグミは鳴かない。 樹の葉っぱの風に吹かれる音と ラジオから流れ…

テールランプの赤い灯

午後7時半 夕方5時過ぎ 急用で夫と二人 車で出かけた。 うちから 車で50分程の所。 集落の人が「街」と呼ぶ ひっそりとした湖北の田舎の街へ。 用事を済まして帰途へ。 昼間の明るさが残る 夕暮れ時。 車のテールランプが 途切れ途切れに流れる。 それぞ…

JRで京都へ

午後6時20分 車を運転中 私は汗でずり落ちる眼鏡を 何回も指で押し上げた。 途中で車のクーラーをONにした。 最寄りの駅で車を降り JRで京都駅へ。 いつもの様に 駅は多国籍の混雑。 浴衣を着た女の子達を見て 「ああ、今日は祇園祭、宵山なのだ」 同じ趣…

フードコンピューター (The Food Computer)

2011年 東日本大震災の跡地に立った マサチューセッツ工科大学(MIT)のハーパーは 津波による農地の塩害と放射能汚染を 目の当たりに見た。 そして ハーパーと彼の同僚は 自然環境に左右されない コンピューターが環境をコントロールする 農業を開発した…

牛乳を入れた紅茶と

午前7時 山の向こうから 太陽が顔を出す迄の時間。 ひんやりとした空気と 葉っぱを濡らした夜露の跡。 窓もドアも開けて 冷たい空気を入れよう。 空を見上げれば 綿をほぐした様な雲だ。 牛乳を入れた紅茶と バターとジャムを塗ったパンと スライスしたチー…

平和な気持ち

抜いても抜いても 終わる事がない 草抜き。 シジフォスか? 不条理世界か? 今日はここ 明日はあっち。 こんもりと積んだ草を 夕方になると焼くのが 日課の一つ。 杉や檜の枝で 勢いをつけて炎を出す。 その上に湿った草の固まり。 白い煙が 川筋に沿って ゆ…

お喋りな顔

午後1時半 男の顔は履歴書と 昔は言ったものだ。 今は 男も女も関係ない。 その人の人生が顔に出る と私は思う。 雨の一日。 ニュースを見る。 貧しい貧しい顔の面々。 どんな人生を積み重ねてきたのだ? 語りたくなければ黙っていよう。 隠しても隠しきれ…

三つのギフト 

朝 チャックの畑へ豆を採りに行く。 サヤエンドウ豆とスナップエンドウ。 鋏でパチンパチンと切る。 蜂のうなる様な羽音。 何も考える事のない単純な作業。 心が静かだ。 バスケットにいっぱいの豆。 一つまみの塩を放り込んだ鍋で 柔らかいめに湯がいた ス…

「20年ぶりです」と彼は言う

「20年ぶりです」 北海道からやって来た知人は言う。 (あれ・・・20年ぶりだったかな?) 40年ぶりではないかもしれないが 20年ぶりでもない。 とにかく 私の原型が崩れて 崩落状態である事だけは確かだ。 京都で生まれて 家族で北海道に移って20…

終わったゴールデンウィーク

長かった休みが終わった。 うちの前の山道を 自転車のグループ モーターバイクのグループ 鈴を鳴らして歩く人達 他府県ナンバーの車が 通り過ぎたゴールデンウィーク。 今日 私は花の苗を植えた。 チエコさんに貰った ジャーマンアイリスの苗と ダリアの種芋…

山桜

午前9時 雨の朝 慌ただしく車を出し 細い山道を くねくねと下る。 山桜の淡いピンク 若緑の樹々 赤い芽吹きの葉っぱは すぐに緑に変わるだろう。 朝もやが 山肌を登って行く。 急ぎの私も 思わず車を止める。 「どう見てよ、 たった一週間程のこの姿」 誰彼…

シロモジ(白文字)

シロモジ 数年前 山の中から引き抜いてきた 小さくて細い 木の子供。 「シロモジです」と言ったかどうか。 ちゃんと根付いたが 大きくならない。 やっと芽吹いた 少しの葉っぱは 鹿のおやつになったり。 今年の雪に埋もれて 弓の様にしなった枝。 雪が融けた…

歩く

午後2時 北白川のバックス画材の手提げカバン。 何年経っても型くずれしない タフなこの手提げに カメラを入れて 「サテッ」と出かける。 上を見れば青い空があり 白い雲まで流れている。 下を見れば 小さな花が咲いており 川を見れば 軽やかな音をたてて …

文旦の砂糖漬

午後2時頃。 今から遊びに行ってもいいか と言う電話が知人からあった。 普段は 清水寺のすぐ側に住んでいる。 若い頃 私は一時期 清水坂(ちゃわん坂)に住んでいた。 その頃の清水坂はガランとして それは静かなものだった。 今は前が見えない程の観光客…

八朔の皮を炊く

翁谷 うちの北側の谷には 5つの治水ダムがある。 このダムのおかげで 谷がおとなしくなった。 さて、今日の谷。 ずっと降る雨と 雪解け水を集めて 眺めるに値する 清々しさだ。 まだまだ 空気は冷たくて 春一番を告げる オオイヌノフグリさえも咲かず。 朝 …

ほんの少しのイマジネイション

午後2時 川面から、林から 畑から、山から 水蒸気の靄が 上がり続けた今日。 折れた柵を直すべく 木を運んだり 寸法を測ったり。 仕事場を整頓して 掃除をした後の 沢山のゴミを燃やした。 川の流れに白い煙が重なる。 蕗のとうを3個採り フキノトウ味噌を…

はしゃいでいるみたい

図書館裏から 安曇川が流れて 比良山系の山が見渡せ 長い桜の並木が堤に続いている。 図書館の裏は こういう所だ。 堤の雪が消えたので 久しぶりにやって来た。 桜の蕾は まだまだ固い。 川の向こうのキャンプ場で カーンカーンと 杭でも打つ様な音がする。 …

26日の出来事

26日。 半日を京都で過ごした。 50才で亡くなった知人のお葬式に参列。 天寿を全う出来なかった人のお葬式は ご両親を見るのが辛い。 黒い洋服から 普段の格好になり 友達の個展へ。 陶の展示だ。 三条大橋近くの画廊に着く頃 雨が降り出した。 カラフル…

畑は雪の下

午後2時 まず始まりは蕗のとう。 そして オオイヌノフグリが青い小さな花で 春を告げるのに。 今年はまだ1メートルの雪が 家の周りを囲っている。 ジャガイモの種芋を植える時期だが 畑は雪の下だと チエコさんの嘆き節。 冬眠中の動物達はどうしているの?…

鯖のなれ鮨

大雪注意報が出た8日。 吹雪く中 90才のショータさんがちょっとした用事で 自転車に乗りやって来た。 お願い事がある時は 必ずお土産持参だ。 「鯖のなれ鮨」 このなれ鮨を語り出すと 長い長い物語になるので かいつまんで言うと・・・ と言っても長くな…

「ミッドタウン」の水路

「ミッドタウン」の 宿場の面影が残るエリアには 家の前を水路が走っている。 この水路を元気に流れる水が 本当に清らかに澄んでいる。 ここで野菜を洗ったり 洗濯をしたり・・・ 私はそれを見た事がない。 今は家の中で 全部済ましてしまうんだろう。 野菜…

「ミッドタウン」を高台から望む

3月6日 午前10時 「ミッドタウン」 「ミッドタウン」の東側の山の中腹。 曹洞宗のお寺がある。 宿場の面影を残す道から 数十段の階段を登り 振り向いた時の驚き。 家々の連なりと重なり。 真向かいにそびえる比良山系の山。 私の住む山の中の村人にとっ…

雨と北風の日

冬の紅ウツギ ホームベーカリーで パンを焼くのは 夫の役。 10年近く 途切れる事なく朝の食卓に そのパンは出て来る。 そして今朝は レーズン食パンだった。 ストーブで こんがり焼いたパンに バターを塗り 蜂蜜を塗り。 熱いミルクティーと カスピ海ヨー…

なんだかんだと言ってるうちに

山の向こうは琵琶湖 今年の豪雪には 会う人皆が ぼやく事、ぼやく事。 そして私は 背丈より高くなった 雪の壁の村から 京都や大津に出かける。 車でたったの50分。 ピカピカの光溢れる 別世界が広がる。 しかし 雪深い世界も そんなに悪いものではない。 …

除雪車倉庫(ミッドタウン)

ミッドタウンの国道に面した所に ミントグリーンのペンキを塗った 大きなトタン張りの建物がある。 大きなタイヤの 黄色の除雪ブルドーザーが ゆったりと2台入る。 今年の1月2月は 車庫に入る暇もない程の 働きぶりだった除雪ブルドーザー。 朝の暗いうち…

貫通

午後4時 1月と2月の 2回の大寒波の後も 雪は降り続けて 積もった雪は 私の背丈を越えた。 窓の外は 雪の塀が出来 これじゃまるで 「城」か「砂の女」の気分だ。 地上30センチあたりで 雪は氷の様に固まった。 そして今日 仕事場までの 雪の「道」が貫…

安いコーヒー豆でも

安いコーヒー豆で 美味しいコーヒーを淹れて 毎日飲んでいる。 それは 淹れる前に 粉のコーヒーではなく コーヒー豆をミルで挽くだけ。 これだけで 安い豆も 香り高いコーヒーになる。 後は 当たり前にドリップする。 コーヒーミルはPHILIPS。 蓋が少し欠け…

窓を開けて

午後2時過ぎ 村の「ミッドタウン」は 私の住んでいる山の中より 標高が少し低い。 その分 雪の量も少ない。 旧道に入る。 家の前を流れる水路には たっぷりとした 清らかな水が とうとうと流れている。 国道にも 旧道にも 雪を溶かす水が 道の真ん中に ずっ…

サクサクと除雪

クロネコがやって来た。 玉三郎似の感じのいいドライバー。 スノーダンプを下しながら うちより2倍の雪が積もっている 奥の集落に行こうかどうか迷っている。 クリアイエロー ポリカーボネート製 ダンプ。 先日買った鉄製のスコップ。 これがすこぶる調子が…

2月11日

雪。 鳥取もよく降っているが こちらも 負けてはいない。 小屋のまわりを 一人通れる程除雪しても 次の日は もう埋まっている。 だから 今日も雪かきをした。 深夜の今も 降り続ける雪。 黄色いスノーダンプは 働き過ぎて 疲労骨折した。 ホームセンターでは…

バラ色の雲

午後5時過ぎ 木曜日は大津市瀬田行き。 雪の中を 朝9時に出発。 いつもの用事は終わった。 野菜が残り少ない。 買わなければ。 小松菜、人参、ジャガイモ キャベツ、玉ねぎ、ブロッコリー・・・ 野菜は大事だ。 どんな大雪になるのかと 心配しながら 4時…

星野道夫

私は 小難しい顔をした 写真が好きだ。 だから 随分前に友達が 星野道夫「旅をする木」 を貸してくれた時 「ああ、あの動物写真家の」と 期待もせずに読み始めた。 「川の上流で芽を出し、大きくなり やがて朽ち、川に流され河口にたどり着いたトウヒの木」 …

こんな日に

雪の塀 強い北風に 雪が舞い散って 道路の雪も凍ってしまった。 その上を歩くと バリバリと音をたてる。 久しぶりの オールドファッションの 赤のダウンコート。 背中のあたりが ポカポカする。 フードも被って 頭まで暖か。 こんな 怪しげな格好で 冷たい空…

雨の一日

タイチさんの家 ケンジさんの家 タイチさんも、ケンジさんも 雪かきを諦めたようだ。 太い太い柱や梁だもの どんな雪でも 大丈夫ですよ。 と、私が言っても 屋根の雪が 気になって仕方がない 二人。 今日は一日 雨が降ったり止んだり。 白い靄が山をつつみ …

目立たない花

杉の林や山が 赤茶けた錆色に変わると それは 春のサインだ。 周りは まだ1メートルの雪が残っていても 杉の木には 花粉をたっぷりとつけた 錆色の花が咲いている。 目立たない 美しくもない花。 強い風が吹くと 黄色い花粉が 霧の様に舞う。 それは 杉の花…

メープルクッキーは忘れずに

草津イオン3Fから 琵琶湖東岸から見える 向かい岸の 東山連峰、比叡山、比良山系に 雪が被り 白い雪雲が 山を隠している 今日。 雪の山から降りてきた私は お陽様が明るく輝く 平野を左に 荒い波の琵琶湖を 右に見ながら車で走る。 今日の予定を済ましたら …

Destination 

青い空を東から西へ まっすぐな雲を従えて 飛行機が飛んでいく。 一日に何回も。 どこの空港から飛び立ち どこの街に降りるのか。 飛行機の中でキャプテンが話す 「destination」という言葉は 旅をしているんだという 実感がわく。 そして目的地である行った…

ナムル

小松菜とからし菜のナムル ある所で 韓国の菊菜の ナムルの話を読んだ。 菊菜をザクザクと切り それを 塩とごま油だけであえる。 とんでもなく美味いそうだ。 スーパーで ルッコラを見つけた。 水栽培のルッコラ。 ハーブソルトとごま油で和えた ルッコラの…

夜の間に降る雪が

安曇川(あどがわ) ゴールデンウィークや夏休みに 車やテントでひしめき合う 安曇川の河原。 橋の上から眺める 雪の河原は 水墨画の様な風情だ。 暖かい今日の空気で 川の雪は 少しは溶けたかも知れない。 深夜の今 強い風の音が聞こえる。 夜の間に降る雪…

柚子ケーキ

「おやつがない」 それは我が家にとっては 大変な事だ。 買いに行くにも 車で片道40分。 という事で 何かを見繕って 作らねばならない。 暮れの冬至前に買った柚子。 冷蔵庫の中で 忘れ去られた柚子。 それをジャムにしたのが 昨日。 夕ご飯を作っている時…

訪問者

雲ひとつない 明るい一日。 ドンドンと音をたてて 屋根の雪が落ちる。 昼過ぎ 表で声がする。 夫の姪の家族が 突然やって来た。 小学生と保育園児の兄弟。 おっとりとした兄と しっかり者の弟。 そりをしたり シャベルで雪を掘ったり。 「突然来たから何もな…

狩猟期

昨日 大津からの帰り道。 細い山道を 2台の車を従えて パッカパッカと こちらに向かって走って来る子鹿。 今日 殆ど同じ場所の 道の真ん中で こちらを見ている子鹿。 私の車の前を パッカパッカと走り出した。 ゆっくりと鹿の後ろを走る。 深い雪の中を歩く…

続々・豪雪

午後4時 タイチさんの家 三八豪雪。 この村の人達が 「雪かきしても、雪かきしても どんどん積もった」と言う 昭和38年の豪雪。 今回の豪雪はそれ以来らしい。 私の住んでいる市は 「例年の8倍の雪」と テレビニュースで言っていた。 この山里に 京都か…

続・豪雪

軽トラも雪の中 紺色の軽トラが 音もなく止まる。 雪かきをしていた私に出会って ホッとした様な表情の 「ライフルマン」 「大丈夫や思て出て来たけど 恐なって来た。もう帰るわ」 エネルギッシュを体現化したかの様な 元気な「ライフルマン」が いつになく…

午後4時 100m離れたお隣 ここらで 葛屋葺き(クズヤブキ)と呼ばれる 藁葺き屋根の家。 トミコさんの家は 土台の石も柱も土俗的な 築400年の葛屋葺きだ。 瓦屋根の家は 葛屋葺きの家が火事になり その後建てられた新しい家だ。 うちから 100m離れ…

茶色の茎

雪の中では 春や夏の様に 華やかに花は咲かない。 でも 枯れた様に見える 茶色の茎に 固い芽を幾つも幾つも 見つける事が出来る。 ずーっと 目を近づけてみよう。 拳を握りしめた様な エネルギーに満ちた 芽が並んでいるから。

白の世界

午前11時 安曇川 橋から見渡す 360度の白い世界。 川は北に流れて 東に曲がる。 そして 琵琶湖にそそぐ。 山を見れば 白く煙って あそこは吹雪。 カラスがかあかあと 騒がしく飛び交う河原。 私は コートのポケットに手を入れ 橋から眺める 完璧な白の…

雪かきの日

午後4時 川へ降りる階段も 雪に埋もれてしまった。 その上に 動物達の足跡。 川は 空の色を映して 鉛色だ。 何年か振りの大雪で 固くなった雪の固まりを つるはしで崩しながらの作業。 次の積雪までに 仕事場の周りの雪を スッキリと 片付けよう。 3月まで…

夕方

午後4時半 やるべき事をし終わると もう夕方になった。 図書館で本を受け取り 表に出ると もう辺りは薄暗い。 しかし 一ヶ月前を思うと 随分日暮れが遅くなったものだ。 昨日、スーパーで 「ちか」という魚を買った。 ワカサギみたいな とても姿の綺麗な北…