雑感

合歓の木(ネムノキ)

合歓の木(ネムノキ) 数日降った豪雨が去って 朝 窓から見上げた空は青空で そこには白い雲が輝いていた。 時々 シャワーの様な雨が降った。 買い物に出かけた町の空には 大きな虹が半分かかっていた。 ホッとした安堵の気持ちと 頭のどこかに残っている不…

一息つく

アカモノの実 インターネットの雨雲レーダーを 見続けた数日間だった。 パソコンのディスプレイの中で 赤や黄色や青の雨雲が動くのと 頭上の灰色の雲が同じものだと 理解するのにも慣れた。 私の住んでいる所も大変な雨で どうなる事かと思ったが ニュースで…

お先真っ暗(2)

平凡な日常がとても大切だ。 災害が起こるたびに思う。 五十年、数十年に一度の豪雨と ニュースで伝える。 しかし 私は5年で3回の深刻な豪雨に遭っている。 5年前の18号台風。 うちの裏の崖が 想像を絶する川の増水で50m程崩落した。 去年の21号台…

お先真っ暗

日本列島のあちらこちらで 豪雨の予報。 台風一過の明るい青空は望めない。 ずっと続く雨や強い風は気持ちを弱くする。 そして、そして 昼ご飯のテーブルの上に そんなに大きくない蛇が 茶碗や皿の間をうねうねと動いていた。 心臓が止まりそうな程の驚き。 …

勝てばの話・・・

スポーツには関心がないが 夫につられて深夜のサッカーを 連夜見てしまった。 お年がお年なので どうぞお疲れの出ません様にと 親切に言ってくれる人もいる。 ポーランド戦での監督の采配を 云々言う人達がいるが 次の試合で勝てば官軍だ。 勝てばの話・・・…

夏至の日

6月21日(夏至)午後7時 これだけは写真に撮っておきたい。 それは見上げた時の 空の様子であったり 琵琶湖辺りの景色であったり 街の建物の後ろに沈む 夕陽であったりする。 夕方7時を過ぎても 未だ明るい今日は夏至。 ピンクに輝く北西の空の雲を何枚…

時の過ぎ去る速さ

琵琶湖東岸 色づいた麦畑と 田植えの終わった水田が隣り合わせ。 遮るもののない 広い空間に広がる田畑。 豊かだなあ、この風景 ため息までつきそうだ。 ついこの間まで 青い麦の葉っぱが私を驚かせた。 今日はもう明るい茶色だ。 そして一週間後には 成熟し…

時は飛ぶ様に

薄着に慣れた日々。 首のあたりから 冷たい空気が入り込む。 今日はとても寒く感じる日だった。 耕耘機で掘り返された田んぼ。 水が張られた田んぼに ツバメが飛び交うのも後少しだ。 ほんの少し前まで 雪が残っていたのに。 時は飛ぶ様に過ぎて行く。 後ろ…

「ありがとう、チャオチャオ」

「時の経つのは速いな 寂しい、とても寂しい」 と、ポーランド人のジャグァッシュは言う。 チャックの畑のボランティアとして 2週間滞在する予定を、後、2週間延ばし ついにここを離れる前の日。 余程、ここが気に入ったのか 何回も「寂しい」と言う。 チ…

夢の中

朝晩は ストーブに太い薪を2、3本。 真冬の様な寒さではないが 小屋の中がホッコリと暖かくなると とても気持ちがいい。 夕食の後 ストーブのそばに椅子を引き寄せ うつらうつらと いつの間にか夢の中だ。 小さな車輪の自転車に乗った私は 舗装のしていな…

友達がやって来た

コアジサイ 友達3人がやって来た。 予定していた日が雨模様で 2回延期して 3度目の今日は 雲一つない青空の 風もない完璧な春の日だ。 ドンクのパンを沢山 ワインやらお菓子やらのお土産。 私はランチでそれに応える。 鋳物フライパンいっぱいの 大きくて…

ガナッシュと天然酵母パンと共に

ガナッシュと天然酵母パン チャックの畑のボランティアとして 去年の夏から冬まで 私の住んでいる集落に滞在していた フランス人の女の子ポーリン。 天然酵母を砂糖と小麦粉で作り オーブンもないのに全粒粉のパンを 上手に焼く。 料理好きで料理上手。 チャ…

山に咲く辛夷(こぶし)

三月が終わる。 でも春は今が盛り。 辛夷のオフホワイトの花が まだ芽吹かない樹々の間に ポツリポツリと咲いている。 春はいいなあ。 今日も強い冷たい風が吹き 首にマフラーを巻いたけど 山に咲く辛夷の姿はふんわり。 おやっ? 山の向こうから 久しぶりの…

心が解かれていく

比良 山の それも川筋の すぐに日陰になる様な所に住んでいる。 山の向こうから 顔を出した太陽と月が 頭の上を移動する。 野鳥が 群れをなして樹々の間を飛び交う。 雪が溶けて暖かくなると 競う様に山や原っぱが賑やかになる。 自然の中に 浸る様に住むの…

思想する人

気分がいい 実に。 青い空に白い雲が流れている。 葉っぱも出ていない 合歓の木が 枝を空に向けて広げている。 「気持ちがいいなぁ」なんて。 この豊かな眺めに色がなかったら? 白と黒の世界であったなら? 私の心を幸せにする事は出来ないだろう。 豪雨の…

ぬくぬくのネコヤナギ

どんなに風が吹いたって 冷たい雨が降ったって 「ほら ぬくぬくの僕の衣を見て!」 と、自慢げなネコヤナギ。 山桜が咲く頃には 厚い衣を脱ぎ捨て 淡い緑の葉っぱの薄衣に変わる。 それはまるで 青年になる前の まだ首の細い少年の様だ。 一生のうちで 一番…

この風の強さはどうだ

よく晴れて 日差しも明るい日。 でも この風の強さはどうだ。 朝 太陽が山の上から顔を出すと 夜の間に降りていた霜が 煙の様に水蒸気を上げている。 山際の日陰から流れ出る伏流水が 長い氷柱になっていた。 カラスが鳴いて群れている。 「春が来た」と慌て…

杉のおひつ

杉のおひつ。 赤銅の輪っかで締めてある。 30年程前 姉にもらった。 炊きたてのご飯をおひつに移し しばらく使っていた。 束子で洗い よく乾かし 大切にしていたが 内側が黒くなってしまった。 しまい込んでいたそのおひつを 何十年振りかで出した。 焼い…

無駄な一日

暴風雨で 雨が横に降った。 春一番などと 風情を感じるどころではない。 5年程前から 雨も 雪も 風も 予期せぬ大荒れだ。 毎日 きれいな声で鳴いている おしゃべりなシジュウカラ。 こんな荒れた日は どうしているの? 私? 私は小さな小屋の中で なんだか…

カミルからの荷物

チャックの畑のボランティアとして 夏から冬まで集落にステイしていた スイス人のカミル。 冬の日本から夏のニュージーランドを経由して スイスに帰ったのは12月の終わりらしい。 そのカミルから荷物が届いた。 お母さんが編んだマフラーと帽子。 私の住所…

温かいお湯が出た

朝の窓から射し込む光。 輝いて溢れる様だ。 空も青く その上、白い雲まで流れて。 上々の一日の始まり。 雪が散らつく昨日。 水の出ない給湯器を直しに 御年91才の「鍛冶屋さん」に来てもらった。 1時間程かかって「これで大丈夫でっせ」 ほうじ茶とバナ…

自然との対話

楢の林 「もうすぐですよ、そこまで。ちょこっとね」と 積もった雪を見ながら 春がそこまで来ていると言う人。 「雨の日は嫌だなあ 億劫になる」と言う人。 そして 「陽の光と青い空は 萎えた心に力を与える」と私。 地球に住んでいるからこそ出来る 自然と…

雲一つない夜空

狐?、犬?、それとも狸? 夕方やって来た「弟君」が 深夜に帰った。 見送りに出ると 固くなった雪が 外灯の光でキラキラと光っていた。 吐く息が白い塊で 暗闇に流れた。 雲一つない夜空に 音のしそうな星座や星達。 悩みを抱え 胸がいっぱいの「弟君」 深…

午前7時

11日 午前7時 三日月が南東の空に浮かぶ 午前7時。 朝焼けに色づいた淡い雲。 歩けば バリバリと音を立てる雪。 ブルブルっと冷気に身を震わせ 小屋に後戻りする。 ミルクを入れたカップに 熱い紅茶を注ぎ こんがり焼けたパンと ヨーグルトを食べよう。 私…

雨の一日

5日(カラー写真) 「冬の雨が一番嫌だ」 と、クロネコのドライバーさんが言う。 そんな冬の冷たい雨の一日だった。 強い風とさらさらと降る雨。 屋根から滴り落ちる雨だれ。 午前中にチャック一行がやって来た。 小雨の中でのそり遊び。 遠くで子供の笑う…

良いお年を

京都 北区 お天気のいい今日 京都へお墓参り。 比叡山が真向かいに見えるお墓を 水で洗い花を供える。 ちょっとしたお礼の大原の漬け物 友達が見たいと言ったDVD そして 楽しいカレンダー。 北山郵便局から出した。 今年はまだ 書いていない年賀状。 いつも…

EMSで砂漠の町へ

奥比良 武奈ヶ岳(ぶながたけ) カリフォルニアの砂漠の町で 男のお友達方と楽しい日々を送っている 30年来の友達。 86才 男 アメリカ人。 今年も個展をした現役の画家だ。 その友達に 毎年送っているクリスマスカード。 一日延ばしにしていた。 「こり…

スイス人カミルの別れのレモンタルト

カミルのレモンタルト ジュネーブの母親に電話し 作り方を確かめながら レモンタルトを作るカミル。 皿は バター、小麦粉、水。 レモンクリームは レモン、バター、砂糖 コーンスターチ、玉子、すりおろしレモンの皮。 からりと焼き上がった皿に いい香りの…

お調子者の私

京都 宝ケ池 友達の個展に行く。 京都の北の宝ケ池。 緑の多い地域だ。 風は冷たく気持ちのいい空気だ。 沢山の知人とギャラリーで会う。 「おお、久しぶり」 コーヒーを飲みながらの長い話。 仲代達矢の無名塾公演 「肝っ玉おっ母(とその子供達)を見に 福…

普通の日常

シュトーレンに振りかけた粉砂糖みたい。 薄く切るとプンとイーストの香り。 そんな今朝の雪だった。 太陽が 山の向こうから顔を出すと 消えてしまう。 張りつめている キンとした冷気が谷筋に流れて 気持ちのいい朝だ。 ストーブで暖かい小屋の中。 朝のミ…