雑感

友達が作った豆本「世界の名画」

縦が6センチ 横が8・5センチ 厚みが1センチ。 友達が作った豆本のサイズ。 紙は木炭紙で 表紙は濃いピンクの和紙だ。 ケースはボール紙 ゴールデンバットが飛んでいる。 手元にある材料で作った。 名画全集の広告から セザンヌやゴッホや ゴーギャン等を…

毒キノコであっても

スギヒラダケ 秋の自然の嬉しさは 赤い実であったり 栗やドングリであったり 枝がしなる程の柿の実の色であったりする。 形や色のかわいさでは キノコも負けてはいない。 山や林の腐葉土から 顔をだすキノコ。 食用になるのも 毒キノコであっても そのかわい…

「おやおや・・・邪魔をして失礼」

冷たい雨が 朝からずっと降り続いた。 山に靄がかかり それが 下から上へと這い上がって行く。 私は一日何をするでもなく そして 前の道路を走る車も少なく 喜んでいるのは 黄色く色づき始めた 木の葉っぱだけだ。 傘をさして表に出ると 足もとを 土色をした…

痩せた土に植えたトマト

痩せた土に植えた 21本のトマトの苗。 雨と時々の油かす。 そして 太陽の光だけで 沢山の実を付けた。 2、3日前まで 赤い実を付けていたのが 急に衰え始めた。 夕方 ネットを取払い 支柱とトマトの茎を抜いた。 思い残す事はない。 小さな青い実を採り …

正倉院からパンプキンまで

草津AEON "trick or treat"なんて言ってるんだろうか? 子供達。 すっかり日本に定着してしまった ハロウィン。 その内に 「Thanks Giving Dayだ」と スーパーやデパートで ターキーの丸焼きが売られたりするかも知れない。 この国は 外国の文化や文物を 抵…

ミゾソバ(溝蕎麦)

澄んだ水が流れる溝や 伏流水が沁み出ている道路脇。 淡いピンクの 少女の様な風情の花 ミゾソバが群れて咲いている。 摘んで器に投げ入れ 枯れてくると 膨らみを持った花弁が ぽとりぽとりと机に落ちる。 この花はやはり 野に咲く花なのだ。 家の中で生を終…

葉書の便り

知人から葉書が届いた。 「しみじみと のらりくらり」 「ベランダの大きな鉢に 猫じゃらし8本、げんのしょうこ7輪、赤紫蘇 秋を感じさせてくれます」だって。 京都のど真ん中。 マンションの8階から見える街には 緑がぽつりぽつり。 そんな殺風景な風景を…

輝く白い月

小さな青いみかんが届く。 段ボール箱にびっしりと三重から。 木のボウルに盛られたみかん。 カーテンを少したぐり寄せ 黒い夜空を見る。 視線の先に輝く白い月。 北風の強い日だった。 会う人は皆 「寒いねぇ」 壊したくない 穏やかで平和な日常。

さつま芋の蔓の佃煮

トミコさんのさつま芋の蔓。 雨の昨日。 夕方にひたすら皮を剥いだ。 皮の無くなった淡い緑の茎を ポキっと折っては 小さいブルーのプラスチックの洗濯桶に ポイッと放り込む。 大きめの鍋に溢れる程の 翡翠色の茎。 グラグラと炊いていると 湯が灰汁で黒く…

夏布団の洗濯

コンコンコンコンと 今日も一日キツツキは忙しそうだ。 私も忙しい。 夏に活躍した扇風機や 夏布団の洗濯。 早くやって来た秋。 小屋の中に居座っている 夏の名残。 何とも居心地が悪い。 頑張る洗濯機と私。 洗っては干す。 開け放した窓で 旗の様にたなび…

うとうとと居眠り

午後5時20分 丁度半分の白い月が 南の空に浮かぶとき。 ほっとさせる ドアの上の外灯の黄色い光。 夜に 何ヶ月ぶりかで ストーブに薪をくべた。 暖かくなった小屋の中。 テーブルに頬杖をついたまま うとうとと居眠り。 熱かったお茶が冷たくなり 見てい…

「元気でね」

秋明菊 小雨の降る 朝の9時に家を出て 午後の 空も雲も美しい琵琶湖岸を車を走らせ 帰って来たのが夕方の5時半。 夜 チャックの小屋に泊まっている スイス人のカミルが メキシコ人のアルトゥーロとやって来た。 アルトゥーロが帰国する。 日本に来る前に …

もうすぐ10月なのだ

午前7時 山の峰の向こうから顔を出す太陽。 八月の頃より 随分と南からのお出ましだ。 木の葉っぱや草の先の朝露の輝き。 もうすぐ10月なのだな。 日の出がもっと南に移ると冬が来る。 朝 窓のカーテンを開けると 夜の間に降った雪で一面の白い世界。 嬉…

トマトの茎を抜く

午後5時10分 薄暗くなりかけた頃。 トマトの茎を抜く。 21本植えた内の10本。 よく肥えた土に植えた残りの11本は まるまるとした赤い実が まだまだ採れる。 コスモスはひょろひょろ伸びて 私の背より高くなり 濃いのやら薄いのやらの ピンクの花を …

ガマズミの赤い実

ガマズミ 淡い色のホトトギス 赤い粒の様な花の水引草が あちらこちら 道の脇に咲いている。 夜になると鳴くコオロギや 名前の知らない虫の声。 リリリリリと鳴いたり リンリンリンと鳴いたり。 高くて青い空に 薄く綿を伸ばした様な雲。 夏が後戻りするかと…

加賀乃薊(カガノアザミ)

カガノアザミ さてさて 朝一番に「いが栗の様子を見に行かなくては」 と扉を開ける。 台風の強い風で 花達の茎も倒れてしまった。 土色をした濁流が 踊る様にして走り去る川。 おや・・・ その川の側に薊の花。 淡いピンクの 首を傾げた儚い姿は まだ 青空を…

緑のいが栗

自分の可愛さに気づいていない。 ぴんぴんのいがぐり頭 少年の眼差しを感じる。 強い風と雨の台風が 北を目指して走り去った 深夜の今。 朝目覚めれば まずは扉を開けて 道にばらまかれた様に散らばるいがぐり頭に 会いに行こうではないか。

ショータさんのチェーンソー

親方と弟子 ショータさんは90才。 10年程前まで 山仕事を生業としていた。 木を切ったり植えたり 楢の木で炭焼をしたり 栗の木で鉄道の枕木を作ったり。 夏に切った杉や檜を 雪の上を滑らして運んだり 木馬道(きんまみち)を まるでジェットコースター…

二番目に好きなパン コルネ

京都で 友達と会って ご飯を食べて 大いに喋り そして 帰りに買い物。 JRの最寄りの駅前スーパー。 ここのパン屋ではめったに買わない。 だって 私の一番好きな シナモンロールを売っていないから。 コルネ。 2番目に好きなパン。 あんドーナツも買おう。 …

菊芋の黄色い花

菊芋の花 ヒマワリみたいな葉っぱが出て来て 日に日に茎が伸びて。 なんの植物だろう? 2メートル近くになった頃 台風の強い風に倒れてしまった。 それでも伸び続ける強い植物。 黄色い花のこの植物は 菊芋だって。 花が枯れる頃 土を掘ってみよう。 さくさ…

百合 ハルジオン

ケンジさんの野菜を作っていない畑には 百合の花がバランスのよい間隔で 咲いている。 夏の始まりの頃 ここには ハルジオンが一面に 群れて咲いていた。 「ケンジさんには似あわない花だよねぇ」 百合 ハルジオン 勝手に生えて花を咲かすのだ。 うちにこんな…

ドアを開けて表に出て

合歓の木 曇った空の下を歩く。 窓から光は入って来ても 家の中 仕事場の中 椅子に座って 背中を曲げて 仕事をしたり 何かを読んだり。 ドアを開けて表に出て 冷たい空気を感じて 「ふぅー」と一息。 歩き始める。 見慣れた山や川。 時には 靄が山に沿って登…

たかが本ではないか

スーパーの駐車場 午後3時に家を出て 湖西のスーパーにやって来た。 1週間分の食材を購入。 塩豆大福も買う。 もやしが18円。 生産者の苦労を思う。 帰り道 図書館に寄り雑誌を受け取る。 「天然生活」 特に気に入っている本ではないが 食器を見る為予約…

5メートルの範囲で

フウロ(ゲンノショウコ) 9月の始まりの1日。 私は家(小屋と呼ぶのがふさわしい)と 仕事場とその周りの5メートルの範囲を ウロウロしただけで 朝夕のウォーキングにも出ず 気ぜわしく過ごした。 貰い物の野菜は沢山あるが 動物蛋白を買いに行く予定が …

突然の秋の到来に

午後5時35分 やる事が沢山ありすぎる。 寝る前にメモする。 一日の終わりにそれを見る。 全部終えている事はまれだ。 さて今日は 朝から強い北風。 すらりとしたコスモスやダリア センニチコウの茎が倒れた。 窓の白い木綿のカーテンが 旗の様に吹かれて…

今日の気温は26度

道路脇の温度計は26度。 荷物を出しに郵便局へ行く。 開けた車の窓から吹き込む風は 急にやって来た秋だ。 昨日迄の体のだるさは 暑さと湿度の高さだったのか。 今日は体が軽い。 夜になり 毛布を一枚取り出す。 朝になれば車を洗おう。 暑かった8月の汚…

お裾分け

「シュッとした男前」さんは発酵食品が大好き。 小アジのなれ鮨をお裾分けしよう。 うちの前を通る時寄って下さいとメールした。 翌朝「男前」さんが立ち寄った。 「こんなええもんもらって。 晩酌の時に頂きますわ」 おやおや お酒を飲まないの、知ってるよ…

ゼリーと蜂蜜と色鉛筆

Made in Switzerland 19才の誕生日。 もう遠い昔だ。 私は松本駅で降り ユースホステル近く迄行くバスに乗り遅れて 山の中の道を息をきらして歩いていた。 道に面した小さな家からおばあさんが出て来て 「お茶でも飲んで行きなさい」と言った。 リュックを…

私自身を叱った

久しぶりにポットに種を蒔き それを大事に植えたコスモスが咲いた。 台風や豪雨で それらが倒れた。 惨めな姿。 千日紅もダリアも・・・ キクイモも薊も・・・ ミニトマトが鳥に悪さされるから ネットを掛けないと。 面倒な事だな。 「そんな事で心を煩わす…

うつらうつらと眠気がやって来て

お盆の入りで うちの前の道路は ひっきりなしに車が走る。 からりと晴れた日。 昼ご飯の後 うつらうつらと眠気がやって来て ほんの少しと思って寝たら 目が覚めたのが5時だなんて。 朝の五時と勘違いした・・・ 乾燥した気持ちのいい空気の中 自分に言い訳…