雑感

花壇の葉わさび

葉わさびの花 清らかな水がいつも流れている 小屋の北側の谷。 この季節になると 艶のある葉を豊かにつけた 葉わさびが育っていたものだ。 6年前の台風豪雨で 谷底がすっかりさらわれた。 山菜採りの人達が 大喜びで採っていった。 鹿が食べ尽くした。 葉わ…

「ああ やっと春なのだ」

大津市瀬田 龍谷大学 黄砂に煙った山に 山桜とコブシが咲いている。 樹々の葉っぱは淡い赤で 柔らかい緑に変るには後少し。 時と追いかけっこをしている様に 刻々と変化している山の姿。 そして 村の橋の上を ツバメが数羽飛んでいた。 「やあ 今年もやって…

桜が咲き 草は緑で

図書館裏の桜並木 4/12 桜の花びらが散る前に。 「ミッドタウン」に用事はないが 道の駅まで車を30分走らせた。 そして ゆるい階段を7段程上がり 図書館の裏の桜並木まで。 例年よりも 少しスッキリとした並木。 去年の2回の強い台風に 痛めつけられ…

「春に乗り遅れてはいけないからね」

黒文字(クロモジ)の蕾 小雨が降り続き 冷たい 雨の日だった。 雨の露が 黒文字の枝に連なり イルミネーションの様だ。 勿論 雨露の方がずっと美しい。 キセキレイが雨の中 忙しなく飛び回る。 長い尾をぴんぴん揺らして。 黄色の胸の羽毛が見事だ。 私が表…

自然であれ裏切りはよくない

4月9日 自然であれ 裏切りはよくない。 やっと春が来た 桜が咲いた 花見だ チューリップも咲いたと 喜ばせておいて。 天気予報では 10日の当地域は雪模様だ。 今日も冷たい北風が 私の頬に吹き付けた。 図書館の裏の桜よ。 私があんた達に会いに行く木曜…

恥ずかしそうな人参葉

人参の若芽 日々は小さな驚きの連続だ。 去年のいつだったか・・・ 人参の種を蒔いた事がある。 濃い緑の葉っぱに オレンジ色の人参。 かわいさの成長を 目で確かめたかった。 いい土ではなかったが ざっと種を蒔き しばらくしたら小さな芽が沢山出た。 そろ…

図書館の裏の桜はまだ蕾

図書館の裏の桜(4月4日) 図書館の裏の大きな川は 下へ下へと流れて 琵琶湖にたどり着く。 その川の堤の長い桜並木。 途切れる所はあるが 琵琶湖へと続いている。 灰色だった 山の村の冬が終わり 堤が長い桜の淡いピンクの帯に変る。 それは 見事なものだ…

昨日の雪が遠い出来事の様だ

図書館の裏 私が住んでいる村で 一番好きな場所が 図書館の裏の堤だ。 ここからは 広い河原の東側に 比良山系が望める。 道の駅のレストランから この風景を眺めながら ご飯を食べるのは 心底 至福の時だ。 堤に植えられた 何十本もの桜の木は まだ蕾が堅い…

4月3日 雪

冬のフード付きのコートは すでに仕舞った。 暖かい日が続いた後に。 それではと ゴソゴソと引っ張り出した 毛糸の靴下で ワークブーツの中は温かい。 朝ご飯の前に カメラを持って近くを歩こう。 手を広げて 「やっと起きたんだね」と 私を待っている雪を纏…

シンプルな豊かさ

朝目覚めれば こちらも雪だった。 屋根の上に5センチほど。 空は吸い込まれそうな青で 屋根から滴り落ちる 雪解け水は 朝日を浴びて光り輝く。 「美しい・・・」 昼前に 空は灰色に変わったと思うと 強い風に雪が吹かれて行く。 冷たい冷たい4月の始め。 …

胃の腑に染み渡るスープ

数分毎に天気が変わる と、言っても大げさではない。 そんな日だった。 明るい陽の光の中を シャワーの様に降る雨。 私は虹がどこかに出ていないかと 表に出て空を見上げた。 夕方には 霙が北風に吹かれて 斜めに降っていた。 体に温かい英気を注ぎたい。 九…

気楽に作り続ける毎日の食

くねくねと曲がる 車の離合困難な山道を走り 国道に出てからも トンネルを5つ抜けて ヘアピンカーブの坂道を下る。 その間45分。 スーパーに到着。 そして 小屋のスペースの関係で 小さな冷蔵庫しかなかったら・・・ 誰でもまめに料理をしたり パンやお菓…

悠々と地球を廻る砂と渡り鳥

山が薄い砂の幕の向こうに透けて見える。 毎年 中国の砂漠から 偏西風に乗ってやって来る黄砂。 考えてみよう。 遠い シルクロードの砂漠の国から 砂を巻き上げ 風で運び 日本にたどり着く。 何とダイナミックな自然の営み。 渡り鳥がV字の隊列を組んで 地球…

淡いブルーの星の様なオオイヌノフグリ

オオイヌノフグリ オオイヌノフグリ。 なんという無粋な名前。 植物学者は何を思って こんな名前にしたのだろう。 雪が溶けたらすぐに咲く黄蓮の花。 淡いブルーの星の様なオオイヌノフグリは その後に咲く花だ。 明るい陽射しに 顔を向けている日もあれば …

騒がしい春はいつ来るのか?

地面や崖のあちこちに ぽっかり開いた穴。 一体どなたさんが この穴の奥で 雪の間を過ごしたのか? ぐっすり眠って 穴からのっそりと眠そうな目をして 出て来たのはいいが この寒さにガタガタブルブル 震えている事だろう。 長い体をくねくねと動かし 私を驚…

馬酔木と書いてアシビ

馬酔木(あしび) 札幌が雪だとニュースで言う。 「札幌の皆さん こちらも大変な寒さです」と私も言う。 強い北風。 体感温度は相当だ。 表に出るには冬装束で防備して 吹き飛ばされそうな帽子を しっかり押さえないと。 ケンジさんの家のアシビの房も 強い…

春の七草 ハコベ

春の七草の一種 ハコベ。 寒い3月の今日 やっと顔を出したという風情。 ヒョロヒョロと伸びた茎に 白い花びらの小さな花だ。 鶏の餌に 細かく刻んだ遠い記憶。 やはりこれも漢方薬になる。 整腸 炎症に効き 血液サラサラの薬。 わさわさと茂れば 花と共に葉…

税務署とパン屋 そして 琵琶湖

3月15日 琵琶湖 税の申告。 ぎりぎりの15日に税務署まで。 ピンクとか黄色のジャンパーを着た 税務署職員の人達が 手取り足取り世話をしてくれる。 私が婆だからではない。 申告最後の日でも 人口5万にも満たない市の 税務署はそれ程空いているのだ。 …

真冬より寒く感じる

毎朝 ミルク紅茶とヨーグルト そして ホームベーカリーで焼いたパンを ストーブの上で焼き バターとジャムを載せて食べる。 これは幸せな事だ。 時たま パンを焼き忘れる。 そんな時は「いい加減な」パンケーキが 食卓に載る。 小麦粉 卵 キャノーラ油 牛乳…

謙虚さを忘れた結果

クリスマスローズ 飛行機が のっぽの貿易センタービルに突っ込んで 崩れ落ちた同時多発テロ。 2001年9月11日。 かまぼこ型の ビニールハウスをめがけて 津波が押し寄せる 飛行機からの映像。 東北の震災。 2011年3月11日。 テレビの前にいた私…

逆さまの風景

木の枝にくっ付いた 雨の雫の向こうに 逆さまの風景。 そうっと近寄り 息を止め 雫の向こうの世界を見る。 この水滴の中を 鳥が飛び 木々が揺れる。 風が吹けば 儚く壊れてしまう 水の中の小さな世界。 私はそろりそろりと後ずさり。 そして 自分の小さな世…

明日の朝 目が覚めれば晴れ

この季節は 冬より寒く 冷たい ・・・と感じる。 北からの強い風と 降り続く小雨。 首にネックウォーマーをすると ほかほかする。 皮のワークブーツに たっぷりと靴クリームを塗り 毛糸の靴下を履くのは 冬の始まりから同じだ。 八朔をむいて 冷たい果肉を食…

ぶらり歩きの友

インディオが被っている様な友達の帽子。 うちに遊びにきた時 いい帽子だと褒めた。 弘法さんで売られているその帽子を 私にもと去年の秋に プレゼントしてくれた。 北風の強い今日も この帽子を被って ぶらりといつものルートを歩く。 雪の消えかけた楢の林…

木の胎動と地熱

木の周りから雪が溶け始める。 それは 木が春を感じて動き始め 土が春の熱を帯びて来るから と 聞いた。 木の胎動と地熱。 夜空に現れた大きな月も 柔らかい光を 雪の上に降らす。 シジュウカラが群れで飛び うちの細い木の枝で 羽を休める。 久しぶりに見た…

オスプレイが飛んだ

ミントの葉っぱが 雪の下から現れた。 何故か眠そうに見えないか? 昼過ぎに 車で20分程の所にいる 知人から電話。 「今から伺いたいんやけど」 その知人が 私に電話をしている時 地震か!?と緊張した。 しっかりしたログの家が びりびりと音がする。 窓…

冬の雨

一日中小雨だった。 冬の雨は冷たい。 クロネコのドライバーさんも 郵便配達さんも 回覧板を持ってきたヨシヒコ君も 皆 冬の雨は嫌だと言う。 屋根から落ちる雫が ポトリと襟首に入り込んだりする。 小屋の中で聞く 走る車のスタッドレスタイヤの音。 雨水の…

深夜に浮かれた

温州みかんのケーキ 冷たい雨が降り続いた一日。 用事で近くまで出かけた以外 小屋の中で過ごした。 こんな日は おやつのストックを作っておこう。 小さな温州みかんのケーキ。 たっぷりとシナモンとナツメグを 振り入れる。 焼き上がりにスコッチと杏ジャム…

眺めのいいスーパーのフードコート

比良山系 冷蔵庫の中が すっかり空っぽになった。 青い空の下 凍結の道に気をつけて JRの最寄り駅のある街へ 食材購入の為に車を走らせた。 いつものスーパーの3階の フードコートに初めて行った。 驚いた。 北西に開けたサンルームの様な広い空間。 明るい…

冷たい雨の日は苦手だ

細かい雨が一日中降っていた。 冷たい冷たい雨だ。 屋根からポツリポツリと 落ちている雨だれが 首筋に落ちるショック。 おー ブルブル。 まだ山の中や田んぼには 厚い雪が残ってはいるが 5時を過ぎても明るいのは とても嬉しい。 冷たい雨でも 鳥達は忙し…

ストーブの薪

小さな木の小屋に住んでいる。 コンパクトで便利な空間だ。 その空間のほぼ真ん中に 鉄板製の薪ストーブを置いている。 一日の2/3を 薪を燃やし暖をとっているのだが この薪の調達が大変だ。 一年中薪の事を考え 「木をあげますよ」とお声が掛かると 夫は…