雑感

動物達と見上げる星月夜

「秋みたいだ」 風は冷たく 朝晩はストーブに薪をくべた。 数日の雨に 樹々も車も綺麗に洗われて 光ってる。 今日は 思わぬ動物との遭遇があった。 ご飯を食べ のんびりとした昼下がり。 澄んだ空気に響く 頼りない しかし美しい 鳥の鳴き声。 「ヒョロロロ…

タフな植物 西洋ノコギリソウ

セイヨウノコギリソウ 京都からここに移る前 アメリカのワイルドフラワーの種を パラパラと蒔いた。 淡いオレンジやら黄色 そんな 可愛い花が 咲き乱れるのを頭に浮かべた。 結局根付いたのは セイヨウノコギリソウの 白い花だけ。 ワイルドフラワーであって…

オチヨさんの蕗で佃煮

オチヨさんは 御歳 92才。 確かそうだ・・・ 93才かもしれない。 今でも 山に入りワラビを採り 午前中に芋の苗を 100本だか200本だか植える。 漬物を漬けるのは当たり前 梅干しは15キロ 甘酒も自家製麹で作る。 自分の畑で西瓜を初め 一通りの野…

ウツギの香りが漂う

ウツギを漢字で書くと空木(うつぎ)。 茎の中が空だから。 卯の花とも言う。 この季節 山に道ばたに川辺に 余りにも普通に咲いている花が 卯の花と知った時には驚いた。 花びらは白く シベは先が優しい黄色。 沢山の白い花をつけた細い枝が ゆったりとしな…

力強い声で鳴くコマドリ

コマドリ(駒鳥)Google画像より 甲高い声が すぐ近くでする。 「キキキキーン」とも 「ヒヒヒヒーン」とも聞こえる。 山の樹々に目を向けて 姿を探すが・・・ そーっと歩いて 鳥に気づかれない様に。 今度は遠くから聞こえる 「キキキキーン」 おやおや 私…

小屋の北側の谷

小屋の北側の谷は どんなに日照りが続いても 今迄 水が枯れた事がない。 谷に沿った林道は 軽トラが走るだけの幅。 そこをずっと上に歩くと 細い険しい道になる。 谷は細くなり やがて水源にたどり着く。 そして 頂きをあちらに下ると京都だ。 広葉樹の葉っ…

今日の雨は慈雨

ツツジとコアジサイ 天気予報通りに 目が覚めたら雨だった。 木や花や屋根に静かに降る。 この雨を静かに受けている 乾いた土 田んぼ。 朝から騒がしい キセキレイの親子も 電線の上で 尻尾を振り振り。 谷川の水も さらさらと 音も軽やかに下る。 植物の緑…

サニーレタスとミントのサラダ

上の姉のお墓参りに 大阪に行ってきた。 天王寺駅に降り立ったあたりから まぶたが不快で涙が出てくる。 拭いても 又 出る。 アレルギーの目薬を使っているのに。 帰路 大阪から京都にJRが近づく頃 目の不快感が消えていた。 大阪の空気はそれ程汚れているの…

道路ぎわの薪

小屋の道路ぎわの壁に いつも 薪を積んでいる。 もう 10年以上。 まだ 薪小屋のなかった時 庇の下に積んでいった薪。 薪小屋の出来た今も 道路ぎわのその景色は その時の名残だ。 雨や風にさらされて。 でも 一度乾いた薪はよく燃える。 今が盛りと 咲く花…

フランス土産のマロンクリーム

ポーリンがやって来た。 覚えていますか? チャックの畑のボランティアの 20才のフランス娘。 料理上手で 小麦粉を発酵させたイーストで ずっしりとした パンドカンパーニュを焼いてた子。 3ヶ月の滞在後 ヒッチハイクで東京迄行ったり。 去年の9月にフ…

雨に濡れたジャーマンアイリス

ジャーマンアイリス 昨日まで かたい蕾だったジャーマンアイリス。 朝 ドアを開けた時 私の目に飛び込んできた 蕾が開いた ゴージャスな花。 雨の雫に濡れて まさに しっとりした風情。 子供時代に 浴衣に締めてもらった 絞りの帯と同じ色だ。 子供心に 随分…

春から夏へ

栗の木 真夏の様な暑い数日間だった。 陽射しまでがギラギラと夏の顔。 帽子に汗が沁みる程の暑さが 日陰に入ると冷やりとする。 「ああ いい気持ちだ」 大きな栗の木の下の 大きな日陰。 聞こえる 葉の揺れる音。 そして 葉の揺れる影。 春から夏への移行は…

堅い椅子でウトウトと

日本列島が30℃を越えた今日。 小屋の北と南のドアに あわてて網戸を取り付けた。 網戸の木枠の向こうに見える緑。 これが とても気持ちいいのだ。 黄色のウマノアシガタ 淡い紫のオダマキ。 そんな花達が 緑の樹々の下で のんびりと陽の光を浴びている。 …

山道とアスファルト道路

うちから4っつ目の奥の集落 「イギリスはどんな田舎に行っても 道路が舗装されている」 と、何十年も前に 新聞で読んだ記憶がある。 今や日本の山奥の村も アスファルト道路で繋がる。 うちの集落から奥へ4っつ目。 細い道の坂を登り 杉の暗い林を抜け 広…

6名の女子会

最初に昨日の続きを話そう。 長い間借りていた本のお詫びに 自家製のクッキーを考えた。 が・・・ 何故か 「いつもの深い味がしないなぁ」 それはたっぷりのシナモンとナツメグを 忘れたから。 京都駅伊勢丹で 心ばかりのお菓子を買い それと共に お詫びの言…

長い間返さなかった本

友達に借りた本を 返す機会を逸し 長い間本棚に置いていたりした事。 思い当たる人もいるだろう。 レコード CD DVD 本 雑誌 私にも返ってこないものが 幾つかある。 何年も返す事のなかった本の持ち主。 6人の女子会で今日会う事になった。 本のカバーを洗…

風の強い日 

2日続けて 強い南風が吹いた。 そして 今日も。 自然は気ままで 夏の様な日が続いたり 冬の様な寒さがぶり返したりする。 小屋の周りや山の木や草が うねる様に曲がる。 アケビの蔓とシダを切り 花器に挿す。 二坪小屋の中で聞こえる 断続的な風の音は 衰え…

メタセコイアとクローバーの花

琵琶湖 東岸 草津 大津市瀬田の行き帰りは いつも琵琶湖東岸の道路を 車で走る。 緑の香りと 活き活きとした姿が 余りにも美しく 途中停車となった。 琵琶湖東岸に沿って メタセコイアの並木が続く所だ。 繊細な細かい若葉。 四季を通して美しい樹形のメタセ…

しっとりバナナクッキー

いつもの事だ。 おやつが無くなり 寂しい気分。 クッキーでも作ろう。 晩ご飯の準備と同時進行で 卵を割り 小麦粉を捏ねる。 バナナを手で クチャクチャと崩し クッキー種に混ぜる。 いつものレシピに バナナを加えると 柔らかくなるのは想定内。 砂糖は減ら…

自然の不思議

階段のウマノアシガタ こんな所によく花が咲くものだ と、思う時がある。 岩に貼り付いた様に立つ木も同じ。 道路から小屋のドアまで 数段の石の階段。 ここにも毎年沢山の 黄色い花ウマノアシガタが咲く。 石の隙間のほんの少しの土に。 光を浴びたり 風に…

水田の中の空

「ミッドタウン」への途中 水がはられた田んぼ。 畦で区切られた 水に映る土手の葉桜の木や 山の姿 今日の美しい青空の 逆さまの世界。 ツバメが飛べば 田んぼの水に その姿を捉え 夜の優しい風に 水が揺れれば 月も揺れる。 山からの水をはった水田。 そこ…

一日が終わる夕闇

午後6時40分 午後6時40分。 山の中の村に 街よりも早い夜がやってくる。 空はまだほの暗く あの空の向こうは どんな夜の景色なのか。 家の窓から灯りが漏れて テレビのニュースの音がして 暗い道を LEDの眩しい光が 暗い夜道を明るく照らしているのだ…

春のエネルギー(4)楢の木

楢の山 山里や田舎の植物や木には ちゃんとした存在の意味がある。 家の周りの梅の木は梅干し。 甘い柿はおやつ 渋柿はおやつと正月飾りの干し柿。 ワラビ、ゼンマイ、蕗は冬の保存食に。 塩で漬ける。 山椒の木は鯖のなれ鮨には欠かせない。 そして山には楢…

春のエネルギー(2)アケビ

アケビの花 アケビの花は アイボリー色で しべが薄紫。 山の中を飛び歩く 草の精の娘のようだ。 葉っぱは薄く 形は楕円の形。 魅力的だ。 蔓は編んでかごになる。 50年程前に買った 壁にぶら下げる あけびの小さなかごを 今でも大事に使っている。 夏には …

春のエネルギー 蕨

去年のシダが枯れた跡から 産毛をまとった ワラビがニョキニョキ。 蟻が何かを探しに ワラビのてっぺんをウロウロ。 ワラビの姿は本当にかわいい。 手のひらを丸めて グーをしている。 これを手折り ポケットにいっぱい持ち帰る。 次の日に 又次々を顔を出す…

夜になればストーブに薪をくべる

午前中に 雑草を2、3本引い時 小さな小さな黒い虫が 目の前を飛んだ。 たった一匹のブト(ブヨ)。 噛まれた腕は 赤く腫れ とても痒い。 寒さで震えていた数日前。 ブトの事など すっかり忘れていた。 多年草の球根の花が 咲き始めた。 うちの樹々達の 若…

花壇の葉わさび

葉わさびの花 清らかな水がいつも流れている 小屋の北側の谷。 この季節になると 艶のある葉を豊かにつけた 葉わさびが育っていたものだ。 6年前の台風豪雨で 谷底がすっかりさらわれた。 山菜採りの人達が 大喜びで採っていった。 鹿が食べ尽くした。 葉わ…

「ああ やっと春なのだ」

大津市瀬田 龍谷大学 黄砂に煙った山に 山桜とコブシが咲いている。 樹々の葉っぱは淡い赤で 柔らかい緑に変るには後少し。 時と追いかけっこをしている様に 刻々と変化している山の姿。 そして 村の橋の上を ツバメが数羽飛んでいた。 「やあ 今年もやって…

桜が咲き 草は緑で

図書館裏の桜並木 4/12 桜の花びらが散る前に。 「ミッドタウン」に用事はないが 道の駅まで車を30分走らせた。 そして ゆるい階段を7段程上がり 図書館の裏の桜並木まで。 例年よりも 少しスッキリとした並木。 去年の2回の強い台風に 痛めつけられ…

「春に乗り遅れてはいけないからね」

黒文字(クロモジ)の蕾 小雨が降り続き 冷たい 雨の日だった。 雨の露が 黒文字の枝に連なり イルミネーションの様だ。 勿論 雨露の方がずっと美しい。 キセキレイが雨の中 忙しなく飛び回る。 長い尾をぴんぴん揺らして。 黄色の胸の羽毛が見事だ。 私が表…