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傘をさして

首にマフラーを巻いて 傘をさして 小さなNiconをポケットに入れて 小雨の中をウォーキング。 強い風に 傘が煽られる。 湿った冷たい空気。 紅葉の山肌を 白い靄が駆け上がる。 これ、これ。 この景色に会う為に 私は傘をさして 出かけて来た。

薪作りは夫の仕事

昼間に汗をかく日もあれば 夕方に1枚、2枚フリースを重ねる日もある。 風の強い日は 体感温度がグッと下がる。 いよいよ 寝る時間を除いて ずっと薪ストーブのお世話になる日が来た。 年中薪を集めている。 山の木を切った 寺の木の剪定をした 学校の木を…

紅葉

午後12時半 陽の光を 真上から受けて 輝く山。 今年は 紅葉の色が冴えないけれど やっと満足の姿を現した。 今日も 沢山の車が モーターバイクが 自転車が 家も前を走る。 どの車も人も この黄金色の景色を求めて やって来た。 私も満足の 明るく輝く一日。

撮りたい

朝のウォーキング中に 何人のカメラマンに会うだろう。 三脚に上等なカメラをつけ 黒い布をかぶって 写真を撮っている人もいる。 秋は心が騒ぐよね。 あちらもこちらも 撮りたくなる。 朝は夜露に濡れて 色づいた樹々が とてもシックな色になる。 あれも撮り…

ヤマボウシ

ヤマボウシ 指の長さより小さい ヤマボウシの芽。 5月か6月だったか・・・ 4っつの苗ポットに植えた ヤマボウシのかわいい子供達。 日当りのいい所に置いた。 長い夏から 急に寒くなった数日前。 小さな 小さな 葉っぱが紅くなり しっかり根付いていた一…

立冬

ゲンノショウコ 樹々の色が 急に濃くなったと感じた今朝。 ドアを開けて外に出る。 晩秋のキンとした空気。 長い夏だと思っていたが まわりの草も姿を変えて 今日は はや立冬なのだ。

午後5時10分

午後5時10分 秋の終わり 朝7時は霧の中で 夕方5時は闇の始まりだ。 外出時 3時頃になると 早く帰らなければと気がせく。 頭上で燃えていた太陽に 疲れてしまった夏。 今は短い陽の光を 身勝手な私が捜している。

霧の朝

午前7時40分 霧に包まれた お天気の日の朝。 少しずつ顔を出し始める太陽。 ゆっくりと 霧が消えて行く。 こんな日は 峠から 雲海が見える。 気ぜわしい朝に 細い道を車を走らせ 峠まで行くには ちょっとした決心がいる。

坊主頭

シュウメイギク 急に秋が来た。 あんなに 群れて咲いていた シュウメイギクの白い花が 強い風や雨で 花びらをすっかり落とした。 こんな風にして 少しずつ あるいは突然に 周りの景色の色が変わる。 「かわいいな、この坊主頭・・・」

ハロウィンのカボチャ

ハロウィンに 子供時代からなじんでいるチャックは シカゴの生まれだ。 日本では見かけない 黄色のカボチャを 畑で作っている。 チャックの作った ジャック オ ランタンは 怒っているのか いたずらっぽく笑っているのか 泣いているのか。 月が明るく輝く夜 …

午後4時 草津

午後4時 草津 イオンモール 毎週木曜日。 大津市瀬田、龍谷大学の カルチャーセンターみたいな所に通っている。 山の中から片道90分。 それは美しい琵琶湖を見ながら 車を走らす。 今秋初めての カイツブリの群れ。 固まりになり 湖の上を飛行する。 草を…

紅葉にはまだ早い

まだまだ 紅葉には早いが 欅はすでに 黄色くなり はらはらと散り始めた。 今年の夏は 暑くて暑くて そのせいか 欅の葉っぱは焼けて 縮んでいる。 もの言わぬ木や草は 色で心を語る。 「きつい夏でした。 疲れましたよ」ってね。

サツマイモの蔓

トミコさんの畑 今月の終わり迄 私はとても忙しい。 そんな中 サツマイモの蔓をあげると言う トミコさんから電話。 決して無理強いしない。 こんな思いやりのあるトミコさんに 「今、忙しいから手のかかる料理は作れない」 とは言えない。 サツマイモ畑に行…

午前7時

午前7時 午前7時。 歩きながら 東の空に広がる 神々しい光を見上げると 山の向こうから 今にも太陽が 現れようとしている。 冷たい空気が 何て気持ちがいいんだ。 指の先が冷たくなり 又 「秋が来たのだ」 と思った今朝。

午後5時半 遠い未来か 近い未来か 火星に人間は住むんだろうか? 人間が住める条件が整った星であっても こんなに魅力的な月を その星から見る事が出来るんだろうか? 緑のない 赤茶色の砂漠の様な星に住む 私達の未来の子供たちは それが当たり前の景色だ…

サルビア

サルビア 冷たい雨と風が吹いた。 標高が高い山の村の我が家は 今年初めて本格的に ストーブに薪をくべた。 身も心もほっこり。 半袖のシャツを着ていた数日前。 長袖のシャツを重ねた昨日。 冷たい雨の中で 赤々と咲くサルビアの花は 私と同じ様に 突然の秋…

野いばらの実

10月8日 初夏に 白い小さな花を一杯につけ それに 蜜蜂や熊ん蜂が群れる。 そして アブラムシやら毛虫が すっかり葉を食べ尽くす。 細い蔓の様な枝に トゲばかりが目立って。 オレンジ色の実が 紅く熟する頃 すっかり秋になるんだろう。 野生のローズヒッ…

土に埋めたものから

ササゲ豆の花 生ゴミは土に埋めたり そのまま 土の上に置いたり。 トミコさんから貰ったササゲ。 豆を取り外した莢を 土の上に捨てたのが8月。 ある日 薄緑の葉っぱの芽が出ていた。 やがて 白い花が咲き・・・ 「おっ」 小指程の長さの豆が。 苗ポットに …

紅葉の大木

うちの集落に 弁天さんのお社がある。 小さなかわいいお社だ。 その側の 見上げる様な大木の紅葉を 「ライフルマン」と「タイチさん」が伐った。 木に虫が付き、洞が出来 「倒れたらお社がつぶれる」 と、皆、気にしていた。 切り株の最長は1メートル程。 …

キンモクセイ(金木犀)

「冬瓜」のケンジさん宅 濃密な香りで 遠くから 「ここにいますよ」 と声をかけてくる。 渋いオレンジ色のセーターを着た 利発な女の子。 葉を落し始めた 桜の木の隣。 深く息を吸い込む私を 微笑んで見ている 金木犀。

道ばたの小さな何か(3)

ふわふわの この綿毛には 本当に困らされたよ。 今年はこの花が 辺り一面に咲いた。 その綿毛が 風に吹かれて飛んで行く。 ドアの網戸に 引っ付いて まるで白の薄い一枚の布のようになった。 私が見つけた綿毛は 川べりでひっそり お日様にあたってこっくり。

道ばたの小さな何か(2)

アイボリー色の 小さな羽が 草の葉の上に。 いつも 私の頭上を飛んでいる どの鳥から飛んで来たのか。 明日捜しても どこかに飛んで行ってしまっているだろう 軽いけれど 力を感じる羽。

道ばたの小さな何か

「ん?、あんたは一体何?」 道ばたの草むらに ぶら下がっていた 小さな袋。 上手に織ってあるねぇ。 いつも空を見て歩いているが 下をむいて歩いた今朝 あんたに会えたよ。

「行ってきます」

朝、目が覚めた時点で 大津に出かけるかどうかを 決めようと思っていた。 「ん?、雨がやんでる」 ご飯の前に 10分のウォーキング。 ミルクティー、チーズ パンにバターとりんごジャム カスピ海ヨーグルトにブルーベリー。 いつもの朝ご飯。 あわててシャ…

チャックの畑

チャックの2番目の畑 今日は朝から雨。 チャックがお義母さんの車でやって来た。 あずき色の軽の車。 190センチ近くある大男なのに 今の軽は中が広いな。 ゆとりで運転している。 少し前にチャックが 小さな苗を植えたのは 大根だった。 大きくなった 柔…

チカラシバ(力芝)

川に沿って ずっと続くチカラシバ。 山の頂から 太陽が顔を出し 霧が消え チカラシバの 穂先の露を 輝かせる。 冷たい空気が 少しずつ熱をおび 一日の始まり。

スズメバチの巣(2)

「しゅっとした男前」さんから 自慢のミルキークイーンと言うブランドの 新米を貰った。 今年はどこもいいお米がとれて とても嬉しそうだ。 私がスズメバチの事を「男前」さんに話す。 「今年だけでも4っつスズメバチの巣を取りましたで。 取ったげますわ」…

シュウメイギク(秋明菊 又の名を貴船菊)

雨がやんでしまうと 雨雲レーダーも見ない。 ニュースで見る あちらこちらの災害の様子に 「ああ、大変だ・・・」とため息。 今日は一日雨で シャワーの様なのが 降ったり止んだりした。 シュウメイギクもびしょ濡れで 雨のレンズの向こうの景色が 逆さまに…

オオハラメアザミ(大原女薊)

気象庁のサイトで 雨雲レーダーを見るのが 大雨の時の習慣になってしまった。 3年前の台風18号で うちの裏を流れる川の増水で 土地がえぐられてしまった。 激甚に指定されたその災害のトラウマが いまだ私に残っている。 今日は何もする気がせず 叩き付け…

ゲンノショウコ(フウロソウ)

ゲンノショウコより フウロソウと言う方が この花にはふさわしい。 明るいピンクと白と。 家のまわりに わんさか咲いている。 ゲンノショウコは 飛び切り名が知られた漢方薬。 今80過ぎの村の男性が 10代の頃 山の中でマムシに噛まれた。 「マムシ模様」…

午後5時の空 東西南北

北の空 午後5時。 いつもの様に小さい方のカメラを持って 歩きに出る。 東の空 白い雲の下に 灰色の雲が流れて行く。 南の空。 刷毛でササッと描いた雲。 西の空 逆光で銀色に光る雲。 そしてもう一度 北の空。 飛行機雲が西から北へ。 午後5時に 私の上に…

栃の実

栃の実 10月に入っても 扇風機を回す年もある。 今年の秋の早い事。 「中秋の名月だから月見餅を食べた」 と、友達からのメール。 えっ そんなの忘れていたよ。 暦は走ったりはしないけど いつもよりずっと早い秋だ。 コロリと落ちていた栃の実。 ポッカリ…

琵琶湖

湖西から湖東を眺める 雨が続いて 季節はすっかり夏の終わりだ。 琵琶湖の湖面は灰色で 明るい日のあの青い色はどこに行った? 遠くに観光船のミシガンが見える。 義母が亡くなる前に あのミシガンに乗りたいと言った。 「子供達がまだ小さい時 琵琶湖に毎年…

秋のお知らせ

ツルボ 「おっ、ツルボだ」 2センチ程のピンクの花。 秋の始めに咲く野の花。 道に落ちている何かの木の実。 それを拾う私に驚いて 川から飛び立つ3羽の鴨達。 午後4時半 歩いている私に手を振るマサコさん。 「まだ暑いよね」 「でも夜は楽だ」 と、なん…

トウガン(冬瓜 2)

今日も軽トラが表に止まる。 ここらで軽トラは公用車の様なものだ。 郵便配達も軽トラで ちょっとそこ迄も軽トラで 病院も軽トラで。 今は稲刈りの道具を積んで 行ったり来たり。 さて その軽トラから現れたのは 冬瓜を抱えたケンジさんだった。 (・・;) …

晩夏のワラビ(蕨)

冬の季節を除いて 蕨はいつでも採れる。 春の蕨は元気そうで 産毛をまとっている。 せっせと摘んで おかずの一品に。 小鉢の中の蕨は少し自慢げだ。 夏の終わりの 淡いやさしい色をした蕨は 摘まれる事もなく 私にカメラで撮られるだけだ。

午後5時 強い南風の日。 川に沿って歩く。 体と心の為に。 山の向こうに 太陽が隠れ 涼しい。 あれ? 私の足音に驚いて 飛び立った青い鳥。 カワセミ? 空を見上げれば 激しく動く雲にかかる パステルカラーの虹。 あそこは 雨降り。

午前5時20分

午前5時20分 いつもより 早い目に起床。 風が心地いい。 空気も冷たい。 日中の暑さに比べて 何という贅沢。 早起きの鳥も 寝坊の樹々も この贅沢の恩恵に しばし浸ろう。 北西の空に ピンク色の雲。 おっと 見とれてばかりいられない。 今日から六日間 …

青いイガグリ

「ああ綺麗だねぇ」 柔らかそうな 針をまとった栗。 いつ花が咲いていたの? いつの間に そんなやんちゃ坊主になっていたの? 茶色の、いや、栗色のいがが パクッと割れて 下に落ちて・・・ 痛いいがから 上手に栗の実を取り出し 食べる鹿や猿達。 そんな秋…

トウガン(冬瓜)

コンクリートの床に置かれた ラグビーボール位の冬瓜。 とても寡黙で哲学的な風情。 ケンジさんの畑にゴロン、ゴロンと 転がって成っている大きな冬瓜。 ケンジさんはそれを 村の全ての家に配って回る。 茄子やキュウリの様に 色々な料理に化けるのが難しい…

川の中

オタマジャクシ 8月19日 川の中の生物で 私が分かるのは数種類。 私の足音に気づいて さっと小石の陰に隠れる オタマジャクシ。 機敏に動き回る 透き通った細いからだの メダカ。 小石をのけると 小さな体の 沢ガニが。 そして あなたは一体誰? 兜をかぶ…

ヘクソカズラ(屁糞葛)

くるくると 他の植物に巻き付いて 花を咲かせる野草。 「お名前は?」 「ヘクソカズラと言います」 「え・・・?」 「屁糞・・・葛です」 なんて、自己紹介の時に困るではないか。 オオイヌノフグリというのもある。 大犬のふぐり。 植物学者さんは 何を思っ…

うちはまるで 貰い物で生活をしているのではないか と思う今日この頃。 今日は今日で 琵琶湖に注ぐ「安曇川の河口で釣ってきた」と 赤いボルボに乗って 京都の友達が鮎を持って来た。 画廊で働き 休日は畑で野菜を作り 山に入って猟をし 湖や川で釣りをする …

胡桃(くるみ)

これがクルミ? 初めて見た。 あのいかつい、固い殻を この可愛い姿からは 想像出来ない。 触ると 接着剤みたいに 指に粘着性のものが付いた。 川の側に立っているなんて ずっと知らなかった。 葉が黄色くなり 実が弾ける秋を 楽しみに待ってるよ。

赤い豆 ササゲ

むしろの上いっぱいに ジリジリとする太陽を浴びて 広げられた莢付きの豆。 手に取ると カサカサと言う音がする。 遠い遠い昔から 同じ様に豆を植え 採って乾かし 莢から豆をはずし 保存してきた。 行った事もない チベットやネパールの写真で見た 同じ様な…

「キュウリはもう終わり」

「チャックさん」と同じ様に 村の奥さん達も猿や鹿達と闘いながら 沢山の野菜を作っている。 その努力の成果 渾身の夏野菜を頂いた。 艶々の満願寺唐辛子にプチトマト こぶりの茄子、白い豆 莢に入ってむしろの上で干されていた赤い豆 デザート用の瓜 そして…

ホッと一息

午後6時 太陽が山の向こうに沈んだ。 風が涼しいな。 前に広がる空。 深く青い空に 白の刷毛で大きく描いた様な雲。 鳥が私の前を 低く横切り 飛び去る。 長く続いた暑さの後で ホッと一息ついた 今日。

朝顔

山の向こうから 太陽が昇る前の ひんやりとした空気。 数日前から 咲き始めた朝顔の 涼やかな青。 どんな花にも 色々な思いはあるが シンプルな造形と はかない薄い花びらと アジアの衣をまとった 朝顔と蓮の花は 私にとっては特別だ。 「朝っぱらから しげ…

扇風機

午後4時半 今日も暑かったな。 今年の夏初めての ミンミンゼミが鳴いた。 赤とんぼも 飛び始めた。 汗が吹き出る昼間。 「扇風機を出さないと」と思う。 そして やっと 太陽が山の陰に隠れる 午後4時半。 すっと空気が冷たくなる。 夜も更けると 長袖シャ…

かわいそうな「チャックさん」

「チャックさんが、洗濯物を入れずに帰った」 と、バスに乗ってる人達が教えてくれる。 畑仕事で汗まみれになったズボンやシャツを 川で洗って、干して そのまま京都に帰る。 夜露に濡れても 雨に降られても 全然気にしない。 そんなチャックが 精魂込めてい…