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風の強い日

午後2時 南の風が強い 空気がもやっとする 変な日。 図書館にやって来た 村のミッドタウンの 温度計では 16℃。 絵本「キツネ」と 小説と 美術雑誌を受け取った。 強風で 糸魚川の火災は 大規模に広がった。 強風、豪雨、豪雪 自然は人間に厳しいが そよそ…

日本産レモン

日本産レモン 部屋の中に漂う 混じりけのない 天然の香り。 日本産のレモンは 丸くて、皮が薄い。 酸っぱさはまろやか。 そして 私が手にしたレモンは 無農薬だ。 ぎゅっと絞った レモン果汁とレモンを 器に入れて砂糖か蜂蜜 それに熱湯を注ぐ。 色よく淹れ…

暖かい日

午後2時 暖かい日。 雪の原から 湯気が立ち上る。 冬の太陽は 昼を過ぎると もう 山の向こうに 隠れる準備だ。 紫芋、菊芋、小芋 芋、芋、芋・・・ そして大根、キャベツ、大根葉 貰った野菜を駆使した夕食。 これも貰った ぬか漬けのカブラと白菜。 たっぷ…

カリンのお湯割りでも

午後2時 無彩色の世界になる 雪の日。 音が 雪に吸い込まれて 静かなものだ。 明日は 久しぶりに 太陽が顔を出すと 天気予報が言っていた。 やり残した表の仕事を 何とかやり終えよう。 仕事の合間の一服に 甘いカリン果汁の お湯割りでも飲もうよ。

午前7時半 カーテンを開けると 雪だった。 私が寝ている間に 音もせずに 暗い空からしんしんと 降っていたんだね。 白い粉のスプレーを吹いた様に 装った葉の落ちた 木の枝、枝。 水をたっぷりと含んだ雪は 太陽が顔を出すと 溶け始める。 今日は 週に一度…

虹の橋

鴨(うっすらと虹が) 百済からやって着た 渡来人鴨氏が 定住し活躍したから 鴨と言うのだそうだ。 他にも色々な説はあるが そのどれもが 空想を膨らませるのに十分だ。 その鴨。 私はとある用事で 山から降りてきて 車で走る。 田園が広がり その真ん中の道…

パンジーと桜草

パンジーの苗を4鉢 桜草を1鉢貰った。 花のない 茶色の景色になった今 パンジーの優しさは嬉しい。 植木鉢に植え替えて 雪が積もれば 中に入れよう。 GYAOで「特別な一日」を観る。 ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニの 1977年のイタリ…

Samuraiの俳句

午後5時過ぎ たった17文字の文学。 俳句を読むには 思い切りイメージを 膨らませなくてはならない。 たまに 短歌や俳句に出会うと その前衛さに驚かされる。 例えばこれ。 アメリカのカレンダーに載っていたsamuraiの句。 "Barn's burnt downーnow I can …

午後4時過ぎの月

午後4時10分 淡い空色に 溶けていきそうな薔薇色の雲。 完璧な舞台に すまして現れた半月。 山に囲まれた 谷間の狭い空に 現れたと思えば 消えて行く。 カメラを抱え 月を見上げる私は 無言劇の主人公に 拍手を送る。

きらきら きらきら(2)

午前8時 川筋に沿った道を歩く。 私の足音に驚いて カワセミが飛び立つ。 青い羽の小さな鳥。 この10年間で たった2度の目撃。 弾丸の様に 川面すれすれに真っすぐに飛ぶ カワガラス。 最近は姿を見ない。 夏の鳥なのかも知れない。 鷹にやられて 腹に大…

きらきら きらきら

山の向こうから太陽が 神々しい光と共に 雲を銀色に輝かせ おもむろに顔を出す。 朝露に濡れた樹や葉っぱ 緑やら茶色やら黄色やら きらきら きらきら。 葉の落ちた木の枝から 今 まさに落ちようとしている ガラスの様な露、露、露。 朝のゴージャスな 輝く世…

人参とビーツ

チャックの野菜は どうしてこんなに 小さいんだろう。 卵くらいの大きさのビーツと 手のひらに乗る程の人参。 大根、人参、にんにく、ネギが 元気に育っている道路沿いの畑を 横目に見ながら 毎日ウォーキングをしている。 「中々大きくならないなぁ・・・」…

大溝城跡(2)乙女が池

乙女が池は琵琶湖の内湖だ。 その内湖に抱かれる様に大溝城がたっている、 人の手が入っていない 自然がそのままの乙女が池。 濁った水は けっして汚れた色ではない。 水面を すーっと移動する 鴨の群れ。 池に沿った 木の板の遊歩道に 柔らかく 私の足音が…

朝霧

この季節の よく晴れた朝は カーテンを開けると 窓の外は霧で 白い世界だ。 陽の光を浴びると 白い霧の中から 樹や山が現れる。 今朝 霧の中を 峠を越えて 琵琶湖岸に降りる。 湖岸を走る 車の窓から いつも見える山が 霧の中だ。 毎日毎日 変化のない 同じ…

牛糞と腐葉土

ホカホカと湯気をたてる牛糞肥料。 よく醗酵してるよね。 ビニール袋にパンパンに詰められた木の葉の腐葉土。 野菜作りにやる気満々のチャックは 100%無農薬有機肥料農業を実践している。 雪の積もる冬には作業が出来ない。 「雪が降るまでに」と気ぜわ…

柿の木

細い離合困難な道を アマチュア写真家グループの 観光バスがやってくる。 赤い実がたわわに実った 葉っぱの落ちた柿の木が 一番人気。 猿が食べても カラスがつついても まだまだ残っている柿の実。 やがて 雪の日。 柿の実に 雪が乗っているのも アマチュア…

続・キノコ

成長著しいキノコ ナメコ・・・ですよね? 薪用に貰ってきた 紅葉の木から ニョキニョキ、ニョキニョキ あちらに、こちらに。 五日前から比べると 数も増え、大きくなり 紅葉の木を 薪用に切ったり、割ったりするたび 木肌からキノコをバリバリと取り除く。 …

遠足(2)

空に向かって 広がる空間。 そこには 運動場があり 宿泊施設があり 温泉の施設がある。 黄、赤、茶色の葉っぱの 樹々に囲まれ 後ろに比良山系の山々に 抱かれている。 広い空間と 紅葉に見惚れる。 木いちごとミルクのソフトクリーム。 これは食べないと。 …

遠足(1)

京都から友達が3人 私の住んでいる村の「ミッドタウン」にやって来た。 ランチは道の駅の「田舎の味バイキング」 ここでお腹を一杯にする。 目指すは 何もない村で数少ない観光スポット「天空温泉」だ。 最後の紅葉を愛でようと 低い山の上にある温泉まで歩…

キノコ

朝から 冷たい雨が降っていた 今日。 未整理の 薪用の木の間から ニョキニョキと 茶色いキノコ。 ナメコかな? すぐ側の 薪からは 灰色のが。 あちらにも こちらにも ハタシメジらしきものも。 顔なじみのものでも かわいい姿のものでも 安心は出来ない。 ま…

山霧

暖かい一日。 太陽が 山の向こうから顔を出すと あわてて消えてしまう山霧。 のんびりと 朝ご飯の紅茶を飲んでいた私も 何となく気ぜわしくなり 椅子から立ち上がる。 チャックが忙しそうに 車でやって来た。 前の道路も 北に南に 車が行き交う。 さあさあ …

紅い実

家の前の崖に 小さいのに存在感満載の 紅い実が。 朝から降り続く小雨をまとって 雫となり それはまるで 夜店のりんご飴の様だ。 晩秋の しっとりとした空気の中で 「かわいい」としか言いようのない 名前の知らない紅い実。

モミジ(紅葉)

ケンジさんの所は 古い大きな家と蔵がある。 その家につながる細い道ぞいに 春はアシビや 見上げると桜が 覆いかぶさる様に枝を拡げる。 秋に 桜の葉っぱが散り 今は 真っ赤な紅葉 混じりけのない明るい黄色の紅葉。 雨の降る日でも ここだけは鮮やかだ。 道…

輝き

午後4時 青い空に白い雲。 そして 明るい茶色に染まった 今年の秋の山。 何もかもが 輝いて見える。 「つまらない事で くよくよするのは 止めなさい」 自然は 時として 私にそう声をかける。

傘をさして

首にマフラーを巻いて 傘をさして 小さなNiconをポケットに入れて 小雨の中をウォーキング。 強い風に 傘が煽られる。 湿った冷たい空気。 紅葉の山肌を 白い靄が駆け上がる。 これ、これ。 この景色に会う為に 私は傘をさして 出かけて来た。

薪作りは夫の仕事

昼間に汗をかく日もあれば 夕方に1枚、2枚フリースを重ねる日もある。 風の強い日は 体感温度がグッと下がる。 いよいよ 寝る時間を除いて ずっと薪ストーブのお世話になる日が来た。 年中薪を集めている。 山の木を切った 寺の木の剪定をした 学校の木を…

紅葉

午後12時半 陽の光を 真上から受けて 輝く山。 今年は 紅葉の色が冴えないけれど やっと満足の姿を現した。 今日も 沢山の車が モーターバイクが 自転車が 家も前を走る。 どの車も人も この黄金色の景色を求めて やって来た。 私も満足の 明るく輝く一日。

撮りたい

朝のウォーキング中に 何人のカメラマンに会うだろう。 三脚に上等なカメラをつけ 黒い布をかぶって 写真を撮っている人もいる。 秋は心が騒ぐよね。 あちらもこちらも 撮りたくなる。 朝は夜露に濡れて 色づいた樹々が とてもシックな色になる。 あれも撮り…

ヤマボウシ

ヤマボウシ 指の長さより小さい ヤマボウシの芽。 5月か6月だったか・・・ 4っつの苗ポットに植えた ヤマボウシのかわいい子供達。 日当りのいい所に置いた。 長い夏から 急に寒くなった数日前。 小さな 小さな 葉っぱが紅くなり しっかり根付いていた一…

立冬

ゲンノショウコ 樹々の色が 急に濃くなったと感じた今朝。 ドアを開けて外に出る。 晩秋のキンとした空気。 長い夏だと思っていたが まわりの草も姿を変えて 今日は はや立冬なのだ。

午後5時10分

午後5時10分 秋の終わり 朝7時は霧の中で 夕方5時は闇の始まりだ。 外出時 3時頃になると 早く帰らなければと気がせく。 頭上で燃えていた太陽に 疲れてしまった夏。 今は短い陽の光を 身勝手な私が捜している。

霧の朝

午前7時40分 霧に包まれた お天気の日の朝。 少しずつ顔を出し始める太陽。 ゆっくりと 霧が消えて行く。 こんな日は 峠から 雲海が見える。 気ぜわしい朝に 細い道を車を走らせ 峠まで行くには ちょっとした決心がいる。

坊主頭

シュウメイギク 急に秋が来た。 あんなに 群れて咲いていた シュウメイギクの白い花が 強い風や雨で 花びらをすっかり落とした。 こんな風にして 少しずつ あるいは突然に 周りの景色の色が変わる。 「かわいいな、この坊主頭・・・」

ハロウィンのカボチャ

ハロウィンに 子供時代からなじんでいるチャックは シカゴの生まれだ。 日本では見かけない 黄色のカボチャを 畑で作っている。 チャックの作った ジャック オ ランタンは 怒っているのか いたずらっぽく笑っているのか 泣いているのか。 月が明るく輝く夜 …

午後4時 草津

午後4時 草津 イオンモール 毎週木曜日。 大津市瀬田、龍谷大学の カルチャーセンターみたいな所に通っている。 山の中から片道90分。 それは美しい琵琶湖を見ながら 車を走らす。 今秋初めての カイツブリの群れ。 固まりになり 湖の上を飛行する。 草を…

紅葉にはまだ早い

まだまだ 紅葉には早いが 欅はすでに 黄色くなり はらはらと散り始めた。 今年の夏は 暑くて暑くて そのせいか 欅の葉っぱは焼けて 縮んでいる。 もの言わぬ木や草は 色で心を語る。 「きつい夏でした。 疲れましたよ」ってね。

サツマイモの蔓

トミコさんの畑 今月の終わり迄 私はとても忙しい。 そんな中 サツマイモの蔓をあげると言う トミコさんから電話。 決して無理強いしない。 こんな思いやりのあるトミコさんに 「今、忙しいから手のかかる料理は作れない」 とは言えない。 サツマイモ畑に行…

午前7時

午前7時 午前7時。 歩きながら 東の空に広がる 神々しい光を見上げると 山の向こうから 今にも太陽が 現れようとしている。 冷たい空気が 何て気持ちがいいんだ。 指の先が冷たくなり 又 「秋が来たのだ」 と思った今朝。

午後5時半 遠い未来か 近い未来か 火星に人間は住むんだろうか? 人間が住める条件が整った星であっても こんなに魅力的な月を その星から見る事が出来るんだろうか? 緑のない 赤茶色の砂漠の様な星に住む 私達の未来の子供たちは それが当たり前の景色だ…

サルビア

サルビア 冷たい雨と風が吹いた。 標高が高い山の村の我が家は 今年初めて本格的に ストーブに薪をくべた。 身も心もほっこり。 半袖のシャツを着ていた数日前。 長袖のシャツを重ねた昨日。 冷たい雨の中で 赤々と咲くサルビアの花は 私と同じ様に 突然の秋…

野いばらの実

10月8日 初夏に 白い小さな花を一杯につけ それに 蜜蜂や熊ん蜂が群れる。 そして アブラムシやら毛虫が すっかり葉を食べ尽くす。 細い蔓の様な枝に トゲばかりが目立って。 オレンジ色の実が 紅く熟する頃 すっかり秋になるんだろう。 野生のローズヒッ…

土に埋めたものから

ササゲ豆の花 生ゴミは土に埋めたり そのまま 土の上に置いたり。 トミコさんから貰ったササゲ。 豆を取り外した莢を 土の上に捨てたのが8月。 ある日 薄緑の葉っぱの芽が出ていた。 やがて 白い花が咲き・・・ 「おっ」 小指程の長さの豆が。 苗ポットに …

紅葉の大木

うちの集落に 弁天さんのお社がある。 小さなかわいいお社だ。 その側の 見上げる様な大木の紅葉を 「ライフルマン」と「タイチさん」が伐った。 木に虫が付き、洞が出来 「倒れたらお社がつぶれる」 と、皆、気にしていた。 切り株の最長は1メートル程。 …

キンモクセイ(金木犀)

「冬瓜」のケンジさん宅 濃密な香りで 遠くから 「ここにいますよ」 と声をかけてくる。 渋いオレンジ色のセーターを着た 利発な女の子。 葉を落し始めた 桜の木の隣。 深く息を吸い込む私を 微笑んで見ている 金木犀。

道ばたの小さな何か(3)

ふわふわの この綿毛には 本当に困らされたよ。 今年はこの花が 辺り一面に咲いた。 その綿毛が 風に吹かれて飛んで行く。 ドアの網戸に 引っ付いて まるで白の薄い一枚の布のようになった。 私が見つけた綿毛は 川べりでひっそり お日様にあたってこっくり。

道ばたの小さな何か(2)

アイボリー色の 小さな羽が 草の葉の上に。 いつも 私の頭上を飛んでいる どの鳥から飛んで来たのか。 明日捜しても どこかに飛んで行ってしまっているだろう 軽いけれど 力を感じる羽。

道ばたの小さな何か

「ん?、あんたは一体何?」 道ばたの草むらに ぶら下がっていた 小さな袋。 上手に織ってあるねぇ。 いつも空を見て歩いているが 下をむいて歩いた今朝 あんたに会えたよ。

「行ってきます」

朝、目が覚めた時点で 大津に出かけるかどうかを 決めようと思っていた。 「ん?、雨がやんでる」 ご飯の前に 10分のウォーキング。 ミルクティー、チーズ パンにバターとりんごジャム カスピ海ヨーグルトにブルーベリー。 いつもの朝ご飯。 あわててシャ…

チャックの畑

チャックの2番目の畑 今日は朝から雨。 チャックがお義母さんの車でやって来た。 あずき色の軽の車。 190センチ近くある大男なのに 今の軽は中が広いな。 ゆとりで運転している。 少し前にチャックが 小さな苗を植えたのは 大根だった。 大きくなった 柔…

チカラシバ(力芝)

川に沿って ずっと続くチカラシバ。 山の頂から 太陽が顔を出し 霧が消え チカラシバの 穂先の露を 輝かせる。 冷たい空気が 少しずつ熱をおび 一日の始まり。