琵琶湖

琵琶湖の内湖 乙女が池

琵琶湖 乙女が池周辺 用事で近くまで来た。 帰りがけにちょっと寄る。 私の住んでいる市の 昔から変わっていないであろう 大きな内湖へ。 乙女が池を巡る細い道と木の遊歩道に コツコツと響く靴の音。 その音に驚いて一羽の鴨が バタバタと大きな羽音をたて…

キムチと白磁の器

唐辛子の朱色が嫌だった。 只それだけの理由。 そんな私が 友達がお土産にくれた 大阪鶴橋のキムチを食べた時 発酵した漬物の美味しさに気づいた。 今日は週に一度の大津瀬田行き。 帰り道にFoleoのコリアンレストランで キムチを買った。 白菜、大根、キュ…

暑さでぐったり

琵琶湖 烏丸半島 水生植物園側 真夏の山道の運転は 本当に気を使う。 じりじりと熱された道路に 真横に一文字に横たわる蛇。 薄暗くなりかけた道路を ピョンピョンと横切る 何十匹の蛙。 こんな情景に出くわした人は どうするのか。 息をするのも苦しい様な…

時の過ぎ去る速さ

琵琶湖東岸 色づいた麦畑と 田植えの終わった水田が隣り合わせ。 遮るもののない 広い空間に広がる田畑。 豊かだなあ、この風景 ため息までつきそうだ。 ついこの間まで 青い麦の葉っぱが私を驚かせた。 今日はもう明るい茶色だ。 そして一週間後には 成熟し…

琵琶湖への愛を語りたい

琵琶湖西岸 北 新旭野鳥観察センター もう一度 琵琶湖への愛を語りたい。 先日、チャックのレクチャーで行った 新旭の野鳥観察センター辺り。 そこは湖西の北。 湖岸も、生えている樹々も 人の手は入っていない。 もしくはそれに近い。 美しい樹形 それが強…

琵琶湖東岸の春

琵琶湖東岸 琵琶湖の東岸も春の盛りだ。 麦畑の緑の広がり。 花びらが散った後の葉桜の並木。 気持ち良さそうなマンションの前 一列に咲いているピンクと白のハナミズキ。 そして 綺麗に刈られた草原に並ぶ メタセコイアの芽吹き。 黄砂で白く煙っている比良…

春の主役 ソメイヨシノ

琵琶湖東 湖岸道路(佐川美術館近く) 夫はどこにでも軽トラで行きたがる。 いや、乗りたがる。 青のジムニーは私の専用車になってしまった。 夫のお気に入り SUZUKIのキャリーで 知人の病気見舞いに行った。 勿論、運転は夫だ。 集落のソメイヨシノはまだ蕾…

水生植物園 みずの森

車から横目で見て いつも通り過ぎるだけの 琵琶湖南東の烏丸半島。 メタセコイアの並木の下 草津市立水生植物園の中に ゆっくりと車を走らせた。 そこは 琵琶湖を前に大きく広がっている 気持ちのいい空間だった。 湖岸道路からは見えない所に こんな所があ…

琵琶湖東岸(3)パーキングに車を止めて

午後3時 琵琶湖東岸に沿って続く公園の側。 湖の形をなぞる様に道が走る。 信号の少ない道を トラックもセダンも軽バンも 広大な空間に音が吸い込まれ スーッと流れる様に走る。 いいお天気で 青い空に白い雲なぞ浮かんでいると 私みたいに 公園のパーキン…

琵琶湖東岸(2)青い靄のかかった風景

比叡山 滋賀の真ん中に琵琶湖がある。 西岸から東岸に渡る橋は 南に二つあるだけ。 どちらに行くにも この橋を渡る。 琵琶湖大橋のてっぺんからは 近江平野が見渡せる。 天気のいい日も悪い日も 靄のかかった日も まだまだ開発の手が入っていない 広がりが見…

琵琶湖東岸(1)「カイツブリ」

午後3時 私がそっと近寄ると 用心深い数羽のカイツブリは ばたばたと飛び立った。 湖面にぷかりぷかりと 浮かぶカイツブリ。 岸の枯れ草の上で 身動きもしないのんびり屋達は 陽の光を浴びて昼寝の時間? 風の強い日。 雲は湖の上を西から東へ。 「いいなあ…

幸せな時間

午前9時 車で出かける時に 右に見える大きな欅。 隣の集落のシンボルツリーと私が呼んでいる。 「行ってきます」 「ただいま」の木だ。 琵琶湖まで下る。 毎週の大津瀬田行き。 見渡す景色が白く霞んでいる。 琵琶湖にぷかりぷかりと浮かぶ 晩秋の使者カイ…

海への長い旅

鮎やアマゴのいる川。 うちの裏を流れる川だ。 「ほー、それはすごい」 と、驚くのはまだ早い。 漁業組合が 軽トラに魚を積んでやって来て 釣るのにいい頃合いのを流すから。 「鰻の大きいのがとれた」 と、奥の集落の人が言っていた。 これは天然鰻だ。 琵…

歌劇「椿姫」 びわ湖ホールに行った

「椿姫」の原題は La Traviata(堕落した女)。 日本語のタイトルの方が やっぱり涙を誘う。 誰もが知っているオペラだ。 だからあらすじはあっさりと。 19世紀、パリ。 貴族のおぼっちゃま(アルフレレード)と 高級娼婦(ヴィオレッタ)が夜会で出会う。…

「さ、帰ろう」

琵琶湖 東岸から 「眠い これはいかん」 運転中の車を止めて 琵琶湖を眺め 眠気を飛ばそう。 雲もなく 気持ちのいい日だ。 魚を釣る人 写真を撮る人 私も真似してシャッターを押す。 湖に吸い込まれる 走り去る車の音。 「さ、帰ろう」

いつも通る道の奥に

琵琶湖大橋 東岸から 車の免許更新。 更新センターは 琵琶湖大橋を渡った 琵琶湖沿いにある。 京都に住んでいた頃は 狭い道をクルクルと回って やっと免許センターにたどり着き 何時間もかかって 新しい免許証を貰ったものだ。 今日も いいお天気。 乾いた風…

草津の風車(くさつ夢風車)

滋賀県草津 琵琶湖の東岸 草津に立っている 風力発電の風車。 その偉容は 西岸からも 簡単に見つける事が出来る。 故障して 動かなくなって 5、6年。 私は風車が回っているのを 見た事がない。 風を受けて ゆったりと回るはずの 風車。 緑多い琵琶湖畔で …

二ヶ月ぶりに湖東へ

龍谷大学瀬田キャンパス 二ヶ月ぶりに湖東へ。 車の窓から見える 山の景色。 明るい若緑の樹々 淡いピンクの煙る様な山桜 バニラアイスの様な クリーム色の辛夷(コブシ)。 川は踊る様に 流れ去る。 そして 琵琶湖大橋を渡り 湖岸道路を南へ。 対岸の比叡、…

立春

琵琶湖東岸から 川の上すれすれに カワガラスが飛んで 岩の上にちょんと止まった。 その後ろを もう1羽のカワガラス。 鳴き声は「ビー ビー」 あー、もう少しいい声だといいのにね。 尾をピンピンとしながら 動くセキレイ。 姿は見えないが あちらこちらか…

メープルクッキーは忘れずに

草津イオン3Fから 琵琶湖東岸から見える 向かい岸の 東山連峰、比叡山、比良山系に 雪が被り 白い雪雲が 山を隠している 今日。 雪の山から降りてきた私は お陽様が明るく輝く 平野を左に 荒い波の琵琶湖を 右に見ながら車で走る。 今日の予定を済ましたら …

久しぶりの青空

午前9時 久しぶりの青空。 目に沁みる青。 こんな日は 家の周りの雪かきがはかどるだろう。 「長い間雪の中に埋まっていたではないか。 久しぶりに「下」の空気を吸っておいで」 と、もう一人の私が言う。 毎週木曜日に通っている 大津市瀬田まで 雪深い山…

湖北(2)

湖北 つづらお崎と竹生島 午後4時半 琵琶湖畔は 湖の形に沿って 道路がついている。 そこに見えている村も 車はくねくねと曲がる道路を走り 幾つものトンネルを抜けなければならない。 春には 長い桜のトンネルになる 海津大崎で一時停止。 神仏習合の大崎…

始まり(湖北 1)

2日 午後4時 湖北「海津大崎」から湖南を望む 2日の朝 と言っても10時過ぎだが 「弟君」が訪ねて来た。 正月二日目の朝に 訪ねて来る人などいないだろうと テーブルの上も散らかり 流しには洗い物がそのままで 呑気に朝日新聞の デジタルニュースを読ん…

大溝城跡(2)乙女が池

乙女が池は琵琶湖の内湖だ。 その内湖に抱かれる様に大溝城がたっている、 人の手が入っていない 自然がそのままの乙女が池。 濁った水は けっして汚れた色ではない。 水面を すーっと移動する 鴨の群れ。 池に沿った 木の板の遊歩道に 柔らかく 私の足音が…

大溝(おおみぞ)城跡(1)

高島市民病院に市民健診行ったついでに 以前から気になっていた「大溝城」に行ってみた。 そのお城は 市民病院の裏の畑の中 琵琶湖の内湖、乙女ヶ池に抱かれる様に 石垣だけを残して ぽつんとあった。 短い石段を上って そこに見えたのは かつて天守台と呼ば…

メタセコイア

琵琶湖東岸は 高い建物もなく 広がっている平野が 感動的な美しさだ。 湖岸道路に沿った 手入れの行き届いた公園に 立ち並ぶメタセコイアの樹々。 遮るもののない景色は なんて気持ちがいいんだろう。 いつも せわしく通り過ぎる この場所に ゆっくりと座っ…

琵琶湖 午後3時半

琵琶湖東岸から 午後3時半 関東や北海道では 雪が降った今日。 琵琶湖に広がる空は 穏やかで明るく 雲は 楽しそうに 少しずつ姿を変えて 目的地に向かう。 午後三時過ぎ。 タイヤは冬用に替えたし 着ているコートは暖かい。 家に帰れば 暖かいストーブ。 こ…