ソウル

小屋の周りに咲く花 「天路の旅人」

二坪小屋 日差しは明るいが 強い北風が吹き 羊雲が西から東へと流れていく様は 秋の終わりのようだ。 それでも 小屋の周りは 忘れな草 スノーフレーク ムスカリ ビオラ クリスマスローズ 水仙 ハナニラ プリムラ・ポリアンサ まだまだ咲いている。 まめに植…

ココアのヨーグルトケーキ

ココアのヨーグルトケーキ 大きい耐熱皿に ココア色のケーキ 刻んだ胡桃がたっぷりと散っている。 艶のある焼き上がりが美しい。 材料を揃えて ボールで混ぜ オーブンで焼けば 簡単に出来るヨーグルトケーキ。 毎日食べる「ケ」のおやつに 手はかけられない…

安価な高麗青磁の湯飲み

8、9年前 ソウル仁寺洞(インサドン)の 間口の狭い陶器屋の前。 高麗青磁の湯呑みが カートの中に 雑に入れられ 安価な値段で売られていた。 二つ買い求め 大事にバッグに収めた。 それは手のひらに載る程の大きさ。 淡いブルーに 潔く貫入が入る小さな器…

花見だんご 春の形

スーパーのパックに入っているものから 和菓子屋のガラスケースに 並んでいるものまで 私の好きな花見だんご。 色は出来るだけ淡く はんなりとしているのが好みだ。 ソウルの陶器屋で見つけた 廉価な高麗青磁の皿。 深とした淡い青 花びらのような縁 シンプ…

鍛冶屋と家具屋 韓国民俗村(3)

ウィークデイでお客さんが少ないせいか、職人さんは仕事をしていない。 でも、この鍛冶屋さんだけは忙しくしていた。 ホミという鉄製の鋤を買った。 手作りの頑丈で無骨な農具。 ¥400也。 家具屋さん。 普段は家具の修理をしている。 カゴ屋さんがカゴを…

薬屋 韓国民俗村(2)

薬屋の屋根の下の、薬草を入れた袋。 乾燥の為に吊るされた薬草。 ホウズキ、鶏頭、柿、唐辛子、ヒョウタン、トウモロコシ、粟 赤土の壁、白い韓紙の扉、茶色の木の梁、ざる・・・ 懐かしさを呼び起こす天然の物達。

「陶房」 韓国民俗村(1)

ソウルから電車とバスを乗り継いで行く「民俗村」 李朝時代の建物や、職人達の仕事場、商家等。 周りの山や自然を取り込んで作られた、興味深い「テーマパーク」だ。 非常に良く出来ていると思う。 時代劇の撮影の場所でもある。 今日は陶器を作る「陶房」を…

韓国映画「京義線」

京義線は韓国ソウルから北朝鮮との国境迄を走る路線である。 _________________ 「京義線」 地下鉄機関士のキム・マンス。 変化のない機関士としての生活。 ある日、マンスの運転する電車に飛び込み自殺があった。 そのショックからマンス…

又来た時に

ソウルから高速バスに乗り1時間。 陶器とおいしいお米の利川市(イチョンシ)がある。 陶器店が集まっている陶芸村があり、道路沿いに沢山の陶器工房がある。 その中の一軒の陶器店で出会ったお茶碗のセット。 赤土に白化粧の刷毛目。 茶碗の小ささも新鮮で…

深とした器

韓国の人は熱い キムチは赤い 食べ物は辛い。 ふっと思い浮かべる韓国の印象。 なのに、韓国の陶磁器は 何故 こんなに、深として、静かで、清潔なのか。 ソウルの北村(ブッチョン)で買った 綿の様に軽い、薄い、白磁の器。

韓国映画「息もできない」

(Google画像) 韓国映画「息もできない」のポスター写真を見た時、どこから見てもやくざ稼業でしか生きて行けない風貌の男優ヤン・イクチュンが、この映画の製作、監督、編集、主演をしたと言う事で興味を持った。 脚本をどこに持ち込んでも採用されず、家…

ソウルの交通事情の一端

ソウルで運転をしようと思うならば、まず、神経が太く、大胆でなければならない。 細い、坂道に停まっている車。 どうしたら、この道から抜け出せるのだろうか? 坂道発進の緊張どころではないでしょう。 教習所で、縦列駐車に悩まされた人。 路上駐車が当た…

仁寺洞(インサドン)の壷

ソウル 仁寺洞(インサドン) 観光客が行き交うかつての骨董の街。 観光客相手の安い土産物屋の間に、未だ健在な骨董の画廊、陶器の店、伝統の錫の食器を扱う店、韓紙の店、現代美術の画廊等々。 ぶらり、ぶらりと、この通りを歩いていて、ふっと目が合った…