山菜ナムル

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椎茸 ハコベ ツクシ 葉わさび 三つ葉 

 

「ライフルマン」が栽培している椎茸

袋にたっぷりと貰った。

星のように小さな白い花のハコベ

一日で盛りが過ぎたかの様なツクシ

花壇に住み着いた葉ワサビ

自生の三つ葉。

 

三つ葉は玉子に刻んでいれて

綺麗な卵焼きにした。

 

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椎茸は焼いて縦に切る。

 

ハコベは先の柔らかい所だけ。

これが面倒な作業だ。

 

ツクシははかまを取って

ハコベと共に

サッと湯をかける。

生より食感がいいと思う。

 

さっと水に放ち

きゅっと絞る。

 

刻んだ葉ワサビを加えて

塩とごま油でさっくりと和える。

 

ごま油の魔法。

 

雲一つない青空の一日だった。

 

「ぴょー ぴょー ぴょー」と

聴いた事もない鳥の声。

いや

気がついていなかっただけ・・・?

  

山菜天ぷら

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ヨモギの天ぷらはおいしいな」

心にふっと浮かんだ。

 

柔らかい新芽のヨモギ

少し長けてきた小さなフキノトウ

やっと現れたツクシ

谷に生えるはずの葉ワサビ

なぜかうちの花壇に。

そして

小さな短いミント。

 

お昼ご飯の分だけ摘む。

 

それぞれが個性的な香りだ。

 

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山菜てんぷらは玉子を使わず

水溶きの小麦粉だけ。

 

カラッと揚がった。

塩をパラパラ降って食べよう。

 

フキノトウヨモギもミントも

香りが弱まり

それが美味しさに変わる。

 

強い北風

青い空に白い刷毛で描いた

綿の雲。

 

そんな日だった。

ミヤマカタバミ

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春の始めに

山の林の中や

道の側に咲く。

 

うちの周りにも

あちこちと咲いている。

陰のある場所が好きみたい。

 

朝は露をつけた

白くて薄い花びらを開き

夕方には閉じる。

 

ラジオも消し

川の水の音が聞こえる深夜。

 

「あの花はどうしてるのか?」と

首を傾げた風情で眠っている

ミヤマカタバミを思う時がある。

二ヶ月ぶりに湖東へ

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龍谷大学瀬田キャンパス

 

二ヶ月ぶりに湖東へ。

 

車の窓から見える

山の景色。

 

明るい若緑の樹々

淡いピンクの煙る様な山桜

バニラアイスの様な

クリーム色の辛夷(コブシ)。

 

川は踊る様に

流れ去る。

 

そして

琵琶湖大橋を渡り

湖岸道路を南へ。

 

対岸の比叡、比良の山並みは

黄砂で遠くに霞む。

 

メタセコイア

わずかに芽吹き

光る様な緑の

何処までも広がる麦畑。

 

瀬田キャンパスでは

ウグイスが鳴きの練習。

ミツバツツジ

淡いピンクの群れの中で

鳴いている。

 

春だ。

いくら強い風が吹く日があっても

もう季節は春だ。

 

ヒメエンゴサク(姫延胡索)

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「ヒメエンゴサク」と、言うそうだ。

 

原っぱの縁に

薄紫の花を揺らして

群れて咲いている。

 

見逃してしまいそうな

小さな花だ。

 

ヒメエンゴサクは

鎮痛、浄血の漢方薬

 

淡い紫の花を愛でながら

根を捜す薬草摘みは

楽しい仕事だったに違いない。

 

今日は強い北風。

北の空は灰色で

時折

雨が降った。

 

ヤブツバキ(薮椿)

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赤いよだれ掛けの

石の地蔵さんが二つ。

 

その脇に

何百という紅い花をつける

ヤブツバキの木が

枝を張る。

 

今年一番乗りの

花が咲いた。

 

黄色のめしべの奥には

たっぷりとした

蜜がありそうだね。

 

ぽとり・・・

と落ちる紅い花。

それも

静かで美しいものだ。

 

図書館の裏(2)

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図書館の裏

 

こんなに沢山の桜の木があるなんて。

 

あちらにも

こちらにも。

 

田の脇にも

家の側にも。

 

霞んだ空と

霞んだ桜並木。

 

ゆっくりと流れる時間。

 

「しあわせだよね。

 こんな事だけど」

 

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