はしゃいでいるみたい

図書館裏から

安曇川が流れて

比良山系の山が見渡せ

長い桜の並木が堤に続いている。

図書館の裏は

こういう所だ。

堤の雪が消えたので

久しぶりにやって来た。

桜の蕾は

まだまだ固い。

川の向こうのキャンプ場で

カーンカーンと

杭でも打つ様な音がする。

いよいよ動き始めたな。

ハクセキレイが群れて

ピューピュー。

畑のあぜ道で

肥料袋を下に

立ち話の人達。

雪が融けて

嬉しい嬉しいと

皆、はしゃいでいるみたい。

八朔やら白菜やら

八朔

冬には温州みかん

春には八朔。

今日 

姉から届いた。

スーパーで買う

リンゴやバナナやキウィは

すぐに無くなってしまう。

箱で届く果物は

とてもありがたい。

昨日夕方

９０才のオチヨさんの所に

用事で出かけた。

毛糸の帽子にカッポウ前掛け。

腰も曲がらず頭も冴えて。

帰りがけに

白菜、大根、サツマイモを貰った。

「晩ご飯に白菜と豚肉を炊く」とオチヨさん。

「おー、それはおいしそうだ」と調子のいい私。

今度何かを貰ってもらおう。

山の中の村での物々交換。

チャックの畑仕事

チャックのfacebookから

私が京都に行った昨日。

チャックは畑仕事をしに

助っ人を一人連れて来た。

まだ雪が残っているのは

ご存知の通り。

土を耕し

種を蒔き

マルチをする。

そして

種の袋を挿して春を待つ。

オチヨさんもトミコさんも

雪が融けるのを

待っての畑仕事だ。

お猿さんに食べられない事を

ただ願うばかりだ。

「結婚記念日に海辺の温泉に行きます」

アメリカ人の夫業は大変だよ。

２６日の出来事

２６日。

半日を京都で過ごした。

５０才で亡くなった知人のお葬式に参列。

天寿を全う出来なかった人のお葬式は

ご両親を見るのが辛い。

黒い洋服から

普段の格好になり

友達の個展へ。

陶の展示だ。

三条大橋近くの画廊に着く頃

雨が降り出した。

カラフルな器。

「どうやって使うの」

と聞かれるらしい

自由な発想。

不自由な日々だ

作りたいもの位、自由に作ればいいよ。

色々話して

いつもならまだ明るい５時半近く

画廊を出た。

冷たい雨の降る

暗い帰り道。

「何か食べて帰ろうか？」

車の停められる所。

宝ケ池の王将で

お腹いっぱい食べた。

雪が消えたら

２５日　午後３時「ミッドタウン」の田んぼ

雪が融けた所から

蕗のとうやら、ヤブコウジやら

シャガの葉っぱやらが現れたり

枝が折れたしまった木々の

情けない姿があちらこちらに。

うちの周りはまだ冬を引きずっている。

村の「ミッドタウン」では

田んぼのあぜ道の緑。

山の雪が消えたら

並木の桜も

山並みの辛夷（コブシ）や山桜も咲いて

それは賑やかになる。

そんな時に私達は

冬の暗い日々などすっかり忘れて

「桜が咲いていい日だねぇ」

これでいいんだ。

蕗のとう味噌

１０個のフキノトウを

さっと湯がいて

みじん切り。

微かな香りから

力強い香りへと変わる。

鍋に味噌を沢山入れ

砂糖と酒を加える。

中火でよく混ぜて

そこに絞らないフキノトウの

みじん切りを放り込む。

強火で味噌を練り上げる。

野生の香りが立つ。

冷めないうちに

蓋物に詰めよう。

そして

お楽しみのフキノトウ味噌の

焼きおにぎり。

油を引いたフライパンで

焦げ目を付けたら出来上がり。

蕗のとう（フキノトウ）

雪が融けて

黒い土がみえた所。

淡い緑のフキノトウが

薄い衣をまとって登場。

雪が降ったり

桜が咲き始めたり

海がのたりのたりだったり。

この島国は

何と彩り豊かなんだろう。

雨の音が聞こえるよね

暗い夜に。

この雨も朝にはあがるそうだ。